平成27年 3月定例会 平成27年3月
津山市議会定例会 議 事 日 程(第 7 号) 〇平成27年3月24日(火)午後1時開議┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 日程番号
│ 会 議 に 付 す る 事 件 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案会第4号
津山市議会委員会条例の一部を改正する条例
││ │ 〇上程 ││ 第 1
│ 〇提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案会第5号
津山市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正する
条例 ││ │ 〇上程 ││ 第 2
│ 〇提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案会第6号 公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加││ │ える法整備を求める意見書 ││ 第 3
│ 〇上程 ││ │ 〇提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────┤│ 第 4
│ 津山市議会広報調査特別委員会の中間報告について
││ │ 津山市議会議会活性化調査特別委員会の中間報告について │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第95号~議案第154号(60件)
││ │ 請願第8号(1件)(今議会のもの) ││ 第 5
│ 〇委員長報告(総務文教、厚生、産業、建設水道)
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第155号 津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する
条││ │ 例 ││ 第 6
│ 〇上程 ││ │ 〇市長の提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第156号 津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する
条││ │ 例 ││ 第 7
│ 〇上程 ││ │ 〇市長の提案理由の説明
││ │ 〇質疑・討論
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 議案第157号
固定資産評価審査委員会委員の選任について ││ 第 8
│ 〇上程 ││ │ 〇市長の提案理由の説明
││ │ 〇採決 │├─────┼─────────────────────────────────────
┤│ │ 諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦について ││ 第 9
│ 〇上程 ││ │ 〇市長の提案理由の説明
││ │ 〇採決 │└─────┴─────────────────────────────────────
┘ 〇市長あいさつ 〇議長あいさつ 〇閉 会 本日の会議に付した事件┌───────────────────────────────────────────┐│ 議 事 日 程 と 同 じ │└───────────────────────────────────────────
┘ 議案会第4号
津山市議会委員会条例の一部を改正する条例 上記の議案を、別紙のとおり
津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成27年3月24日
津山市議会議長 川 端 恵美子 殿 提出者
津山市議会議員 竹 内 靖 人 印 賛成者 〃 村 田 隆 男 印 〃 〃 秋 久 憲 司 印 〃 〃 田 口 慎一郎 印 〃 〃 竹 内 邦 彦 印 〃 〃 原 行 則 印 〃 〃 松 本 義 隆 印
津山市議会委員会条例の一部を改正する条例
津山市議会委員会条例(平成5年津山市条例第10号)の一部を次のように改正する。 第21条中「教育委員会の委員長」を「教育委員会の教育長」に改める。 第22条第1項中「取消させる」を「取り消させる」に改め、同条第2項中「終る」を「終わる」に改める。 第24条中「申出なければ」を「申し出なければ」に改める。 第25条中「申出た」を「申し出た」に改める。 付 則 (施行期日)1 この条例は、平成27年4月1日から施行する。 (経過措置)2 この条例の施行の日から地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第76号)附則第2条第3項に規定する任期が満了する日までの間は、この条例による改正前の
津山市議会委員会条例第21条の規定は、なおその効力を有する。 議案会第5号
津山市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正する条例 上記の議案を、別紙のとおり
津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成27年3月24日
津山市議会議長 川 端 恵美子 殿 提出者
津山市議会議員 西 野 修 平 印 賛成者 〃 松 本 義 隆 印 〃 〃 小 椋 多 印 〃 〃 黒 見 節 子 印 〃 〃 末 永 弘 之 印 〃 〃 中 島 完 一 印 〃 〃 野 村 昌 平 印 〃 〃 原 行 則 印
津山市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正する条例
津山市議会議員の倫理に関する条例(平成26年津山市条例第13号)の一部を次のように改正する。 第4条第1項中「の前年度分」を「(以下この項において「市税等」という。)」に改め、「記載した報告書」の次に「及び市税等の納付状況を確認できる書類」を加え、「
納付状況報告書」を「
納付状況報告書等」に改め、同条第2項及び第3項中「
納付状況報告書」を「
納付状況報告書等」に改め、同条第4項中「
納付状況報告書」を「
納付状況報告書等を別に定めるところにより」に改める。 付 則 この条例は、平成27年5月1日から施行する。 議案会第6号 公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加える法整備を求める意見書 上記の議案を、別紙のとおり
津山市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成27年3月24日
津山市議会議長 川 端 恵美子 殿 提出者
津山市議会議員 末 永 弘 之 印 賛成者 〃 河 本 英 敏 印 〃 〃 田 口 慎一郎 印 〃 〃 津 本 憲 一 印 〃 〃 原 行 則 印 〃 〃 森 岡 和 雄 印 〃 〃 山 田 誠 印 〃 〃 吉 田 耕 造 印 公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加える法整備を求める意見書 昨今、政治倫理に関する住民意識の高まり等を背景に、地方議会の議員の政治倫理条例の制定等の取り組みを進める
地方公共団体が全国的に広がりつつある。 本市においても、市議会議員の責務及び行為規範を定めることにより、市民全体の代表者としてその人格と倫理の向上に努め、常に誠実かつ公正にその職務を行うべきことを促し、もって清浄で民主的な市政の発展に寄与することを目的として、昨年、
津山市議会議員の倫理に関する条例を制定した。 また、こうした取り組みと並行して、本市議会においては、政治倫理を確立する観点から、日本国憲法にも規定されている納税の義務(第30条)と市議会議員の責務と行為規範について議論を重ね、上記条例の運用を進めているところである。 公職者の選挙については、日本国憲法において「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」(第15条第1項)とされ、公職選挙法においてその手続等の定めがあるところ、候補者の資格要件に関して納税の義務を果たしているか否かについての特段の定めはなく、また、公職に立候補する届出の必要書類において納税証明書等の添付は義務付けられていない。 また、こうした現行法制度の下では、
地方公共団体の公職者への就任(立候補)について当該
地方公共団体独自の制限規定を置くことは、不可能であると解される。 そこで、本市議会としては、政府が推進する地方分権改革の観点からも、
地方公共団体が、地方行政の政治倫理確立を図るため、
市議会議員等の
地方公共団体の公職者の資格(立候補)要件について納税義務を果たしていること等の独自の規定を設けることが条例で行えるよう所要の法整備を政府に対し求める。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 平成27年3月24日 岡山県津山市議会 総 務 文 教 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 平成27年3月16日
津山市議会議長 川 端 恵美子 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
総務文教委員長 森 岡 和 雄 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 95号平成27年度津山市
一般会計予算のうち
総務文教委員会の所管に属する
事項原案可決賛成多数議案第 96号平成27年度津山市磯野計
記念奨学金特別会計予算〃 議案第 99号平成27年度津山市
公共用地取得事業特別会計予算〃 議案第102号平成27年度津山市
奨学金特別会計予算〃 議案第106号平成27年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計予算〃賛成多数議案第107号平成27年度津山市吉見山財産区会計予算〃 議案第108号平成27年度津山市大崎財産区会計予算〃 議案第109号平成27年度
津山市田邑財産区会計予算〃 議案第110号平成27年度津山市高田財産区会計予算〃 議案第111号平成27年度津山市
東一宮財産区会計予算原案可決 議案第112号平成27年度津山市河辺財産区会計予算〃 議案第115号平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち
総務文教委員会の所管に属する事項〃 議案第116号平成26年度津山市磯野計
記念奨学金特別会計補正予算(第1次)〃 議案第120号平成26年度津山市
奨学金特別会計補正予算(第1次)〃 議案第126号平成26年度津山市
一般会計補正予算(第7次)のうち
総務文教委員会の所管に属する事項〃 議案第127号津山市行政手続条例の一部を改正する条例〃 議案第128号津山市
職員定数条例等の一部を改正する条例〃賛成多数議案第129
号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例等の一部を改正する条例〃 議案第145号津山市
地域振興基金条例を廃止する条例〃 議案第146号津山市の基金の処分の特例に関する条例の一部を改正する条例〃 議案第147号教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例〃賛成多数議案第150号津山市
過疎地域自立促進市町村計画の変更について〃 請願第 8号「解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を反対する意見書」の提出を求める請願継続審査 厚 生 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 平成27年3月16日
津山市議会議長 川 端 恵美子 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。 厚生委員長 秋 久 憲 司 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 95号平成27年度津山市
一般会計予算のうち厚生委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第 98号平成27年度津山市
国民健康保険特別会計予算〃 議案第103号平成27年度津山市
介護保険特別会計予算〃 議案第105号平成27年度津山市
後期高齢者医療特別会計予算〃 議案第115号平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち厚生委員会の所管に属する事項 〃 議案第118号平成26年度津山市
国民健康保険特別会計補正予算(第5次)〃 議案第121号平成26年度津山市
介護保険特別会計補正予算(第5次)〃 議案第124号平成26年度津山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4次)〃 議案第126号平成26年度津山市
一般会計補正予算(第7次)のうち厚生委員会の所管に属する事項 〃 議案第130号津山市会館条例の一部を改正する条例原案可決 議案第131号津山市
養護老人ホーム条例の一部を改正する条例〃 議案第132号津山市
介護保険条例の一部を改正する条例〃 議案第133号津山市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例〃 議案第134号津山市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例〃 議案第135号津山市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例〃 議案第136号津山市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例〃 議案第137
号津山市立保育所条例の一部を改正する条例〃 議案第138
号児童遊園地設置条例の一部を改正する条例〃 議案第139
号津山市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例〃 議案第140号津山市立幼稚園預かり保育条例の一部を改正する条例〃 議案第154号津山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例〃 産 業 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 平成27年3月16日
津山市議会議長 川 端 恵美子 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。 産業委員長 中 島 完 一 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 95号平成27年度津山市
一般会計予算のうち産業委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第 97号平成27年度津山市
食肉処理センター特別会計予算〃 議案第115号平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち産業委員会の所管に属する事項〃 議案第117号平成26年度津山市
食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)〃 議案第126号平成26年度津山市
一般会計補正予算(第7次)のうち産業委員会の所管に属する事項〃 議案第141号津山市手数料条例の一部を改正する条例〃 建 設 水 道 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 平成27年3月16日
津山市議会議長 川 端 恵美子 殿 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
建設水道委員長 久 永 良 一 印 記事件番号件 名審査結果摘 要議案第 95号平成27年度津山市
一般会計予算のうち
建設水道委員会の所管に属する
事項原案可決 議案第100号平成27年度津山市
下水道事業特別会計予算〃 議案第101号平成27年度津山市
農業集落排水事業特別会計予算〃 議案第104号平成27年度津山市
簡易水道事業特別会計予算〃 議案第113号平成27年度津山市
水道事業会計予算〃賛成多数議案第114号平成27年度津山市
工業用水道事業会計予算〃 議案第115号平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)のうち
建設水道委員会の所管に属する事項〃 議案第119号平成26年度津山市
下水道事業特別会計補正予算(第4次)〃 議案第122号平成26年度津山市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1次)〃 議案第123号平成26年度津山市
土地取得造成事業特別会計補正予算(第1次)原案可決 議案第125号平成26年度津山市
水道事業会計補正予算(第4次)〃 議案第142号津山市
特別会計条例の一部を改正する条例〃 議案第143号津山市都市公園条例の一部を改正する条例〃 議案第144号津山市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例〃 議案第148号津山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例〃 議案第149号津山市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例〃 議案第151号市道路線の認定について〃 議案第152号市道路線の廃止について〃 議案第153号市道路線の変更について〃 津総総第814号 平成27年3月24日 津 山 市 議 会 議 員 殿 津山市長 宮 地 昭 範 追加議案等の送付について 市議会3月定例会に提出する次の議案等を、別紙のとおり送付します。 記議案第155号 津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例議案第156号 津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例議案第157号
固定資産評価審査委員会委員の選任について諮問第 4号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第157号
固定資産評価審査委員会委員の選任について 津山市
固定資産評価審査委員会委員に次の者を選任したいから、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。 記┌──────────────────┬─────────┬─────────────┐│ 住
所 │ 氏 名
│ 生 年 月 日 │├──────────────────┼─────────┼─────────────┤│ 津山市院庄289番地 │ 岸 川 洋 一 │ 昭和27年 4月 1日 │├──────────────────┼─────────┼─────────────┤│ 津山市田町59番地2 │ 正 影 朋 義 │ 昭和36年10月20日 │├──────────────────┼─────────┼─────────────┤│ 津山市山北552番地16 │ 吉 田 誠 五 │ 昭和23年11月 6日 │└──────────────────┴─────────┴─────────────┘ 平成27年3月24日提出 津山市長 宮 地 昭 範 諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦について
人権擁護委員候補者に次の者を推薦したいから、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。 記1 住 所 津山市中島472番地12 氏 名 田 渕 修 子3 生年月日 昭和24年12月14日 平成27年3月24日提出 津山市長 宮 地 昭 範 出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名┌───┬─────────┬───┬───┬───┬─────────┬───┬───┐│ 議席 │ │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │ │ 出席 │ 遅参 ││ │ 氏 名 │ │ │ │ 氏 名 │ │ ││ 番号 │ │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │ │ 欠席 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 1 │ 原 行 則 │ 出席 │ │ 15 │ 野 村 昌 平 │ 出席 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 2 │ 河 本 英 敏 │ 〃 │ │ 16 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 3 │ 村 田 隆 男 │ 〃 │ │ 17 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │ 早退 │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 4 │ 津 本 憲 一 │ 〃 │ │ 18 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 5 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │ │ 19 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 6 │ 山 田 誠 │ 〃 │ │ 20 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 7 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │ │ 21 │ 川 端 恵美子 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 8 │ 中 島 完 一 │ 〃 │ │ 22 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 9 │ 田 口 慎一郎 │ 〃 │ │ 23 │ 西 野 修 平 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 10 │ 小 椋 多 │ 〃 │ │ 24 │ 木 下 健 二 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 11 │ 神 田 栄 作 │ 〃 │ │ 25 │ 森 西 順 次 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 12 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │ │ 26 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 13 │ 黒 見 節 子 │ 〃 │ │ 27 │ 久 永 良 一 │ 〃 │ │├───┼─────────┼───┼───┼───┼─────────┼───┼───┤│ 14 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │ │ 28 │ 末 永 弘 之 │ 〃 │ │└───┴─────────┴───┴───┴───┴─────────┴───┴───┘ 説明のため出席した者の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名 │ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 市長 │ 宮 地 昭 範 │ 産業経済部参与 │ 清 水 彰 朗 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 副市長 │ 大 下 順 正 │ 都市建設部長 │ 村 上 祐 二 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 教育長 │ 田 村 芳 倫 │ 地域振興部長 │ 植 月 優 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 特別理事 │ 常 藤 勘 治 │ 加茂支所長 │ 原 田 幸 治 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部長 │ 坂 手 宏 次 │ 阿波支所長 │ 泉 信 彦 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 総務部参与 │ 米 井 章 憲 │ 勝北支所長 │ 岸 本 信 一 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部長 │ 山 本 倫 史 │ 久米支所長 │ 福 島 康 弘 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 財政部参与 │ 政 岡 大 介 │ 会計管理者 │ 坂 本 達 彦 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ クリーンセンター│ 上 田 輝 昭 │ 水道局長 │ 原 田 博 史 ││ 建設事務所長 │ │ │ │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部長 │ 井 上 純 輔 │ 学校教育部長 │ 和 田 賢 二 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 環境福祉部参与 │ 友 末 憲 良 │ 生涯学習部長 │ 松 尾 全 人 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ こども保健部長 │ 忠 政 堅 之 │ 総務部総務課長 │ 森 上 譲 │├─────────┼───────────┼─────────┴───────────┘│ 産業経済部次長 │ 河 本 郁 雄 │└─────────┴───────────┘ 職務のため出席した事務局職員の職氏名┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│ 職 名 │ 氏 名 │ 職 名 │ 氏 名 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 局長 │ 西 田 秀 之 │ 係長 │ 山 崎 悟 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 次長 │ 目 瀬 陽 介 │ 主任 │ 美 若 辰 徳 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ 係長 │ 近 藤 基 恵 │ 主任 │ 寺 坂 洋 一 │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘ 会議場所 津 山 市 議 会 議 場 午後1時00分 開議
○議長(川端恵美子君) 御着席を願います。 皆様には連日御苦労さまでございます。 これより3月
津山市議会定例会第7日目の本会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名全員であります。 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり9つの日程といたしております。
△日程第1 議案会第4号「
津山市議会委員会条例の一部を改正する条例」
○議長(川端恵美子君) これより日程第1に入り、議案会第4号「
津山市議会委員会条例の一部を改正する条例」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案者から提案理由の説明を求めます。 14番、竹内靖人議員、登壇。
◆14番(竹内靖人君) 〔登壇〕 失礼いたします。 それでは、ただいま上程をされました議案会第4号「
津山市議会委員会条例の一部を改正する条例」について御説明申し上げます。 さきの通常国会におきまして、教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者、新教育長を置くことなどを内容とする地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律とあわせ、地方自治法第121条、長及び委員長等の出席義務に関する規定につきましても改正が行われましたため、条例中の規定について所要の整備を行うとともに、条例中の字句の適正な表現に整備する改正をあわせて行うものでございます。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第4号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 質疑、討論の申し出がございませんので、お諮りをいたします。 本案は原案のとおり可決することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第4号「
津山市議会委員会条例の一部を改正する条例」は原案のとおり可決されました。
△日程第2 議案会第5号「
津山市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正する条例」
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第2に入り、議案会第5号「
津山市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正する条例」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案者から提案理由の説明を求めます。 23番、西野修平議員、登壇。
◆23番(西野修平君) 〔登壇〕 失礼します。 それでは、ただいま上程されました議案会第5号「
津山市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正する条例」について御説明申し上げます。 全国的に公職者である議員のモラルが問題となっている社会的背景を受け、津山市議会では平成26年6月に
津山市議会議員の倫理に関する条例を制定し、市民の代表としての道義的・社会的責任を果たすべく政治倫理の確立に努めるとともに、開かれた議会への改革にも積極的に取り組んでいるところでございます。 こうした中、議会活性化調査特別委員会において、本条例について見直しを行い、市税等の
納付状況報告書の報告の対象年度を限定しないなど、議長に対する納付状況報告の内容及びその公開範囲を拡大するため、条例の一部を改正するものでございます。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第5号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 質疑、討論の申し出がございませんので、お諮りをいたします。 本案は原案のとおり可決することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第5号「
津山市議会議員の倫理に関する条例の一部を改正する条例」は原案のとおり可決されました。
△日程第3 議案会第6号「公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加える法整備を求める意見書」
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第3に入り、議案会第6号「公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加える法整備を求める意見書」を上程議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案者から提案理由の説明を求めます。 28番、末永弘之議員、登壇。
◆28番(末永弘之君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案会第6号「公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加える法整備を求める意見書」の提出につきまして、提案者を代表してその理由を申し上げます。ぜひとも全議員の賛成していただく声を心からお願いいたします。 最初に御理解いただきたいのは、政府に上げる意見書の内容は、お配りしております意見書のとおりであり、その文面を政府関係機関に送らせてもらいたいという提案です。それ以上でも以下でもありませんということを御理解ください。私は、なぜこのような意見を国に上げるのか、なぜ国に意見書として上げるように議案会として提案するのかという理由について、市民の皆さん方にわかるように説明をしていきたい、いわゆる説明責任ということで、私の提案に至る気持ちなども含めて述べさせてもらいます。 もう一つの御理解いただきたいのは、提案理由の説明ですから、どこかの委員会で論議したり、話し合いの報告とは違いますから、出された意見に基づいて報告するという性格ではないことを理解してください。提案する人の気持ち、可能な限り提案者全員の一致した意見を代表者として申し上げるというのが議案会の提案理由の説明のルールだと御理解ください。多少提案する人の意向もあるかなとも思っております。 前置きはこのくらいとして、今なぜ津山市議会で公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加える法の整備を求める意見書を国に上げたいと提案しているかということです。大きく分けて2つの理由があります。 1つは、津山市議会の中で市税を滞納している議員がおるのではないかという疑問が本会議で問題となり、市長が残念ですが納入率は100%になっていないとの旨答弁があり、市民の中から、事実ならば市議会議員になれないのではないかとの疑問が出されるようになってきました。各議員も対応策などに迫られたということです。極端に言いますと、市税で報酬をもらっているのだから、その市税を滞納するのは議員の資格がないのではないかという率直な意見です。 この市民の率直な意見にどのように対処するか、いろいろと検討が必要となり、検討しましたら、憲法と法律の定めによって、納税の義務と選挙立候補の自由権と2つとも権利義務として規定されており、憲法が定めているということで、一方だけ取り入れるということはできないという結論が選挙管理委員会などで出されました。ということは、法が庶民の感覚から外れているということです。極めて単純に言いますと、市議会議員に出るのであれば税金くらいは完納すべきだという考えが生かされていないということです。これは、前年度だけ納めて納税状況の証明書がとれるとか、納税克服のために分納の約束をして納めているからよいのではないかなどの問題ではありません。庶民が税金を納めてから市議会に出るべしと言うのは、文字どおり税金を全部納めてからということであって、その措置をしてほしいと強い願いがあるということです。そのために、法の整備ができないかという方向性が検討されたところです。この経過が今回の提案理由の一つです。 もう一つの理由は、市議会議員の納税報告書のあり方をめぐって、
津山市議会議員の倫理に関する条例に基づいて調査会を設置し、論議を重ねて調査結果の最終報告書を議長に提出し、さきの3月2日の全員協議会において議長の名で調査結果の報告が公表されたところです。この協議の過程の中で、調査請求案件から論議が広がり、市議会議員が市税を滞納しているということはあってはならないことである、市民から厳しく問われているのは、市議会議員になる資格があるのかという問いかけが強いという論議がなされました。その結果として、今回提案をしている意見書の提出が話し合われ、調査会長の私が提案者となって調査会の委員全員が賛成者として連署する方向が決められたわけです。この経過が、今回の意見書提出の2番目の提案理由です。 結果としまして、国に対して選挙に立候補するときに、選挙管理委員会に提出する書類の中に税の完納証明書を提出するという規定などについて法整備をしてほしいとの要請を、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出できるよう津山市議会での決議のお願いをするものです。 最後に、重ねて全議員の皆さん方の賛成をお願いして、提案理由の説明を終わります。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第6号は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 質疑、討論の申し出がございませんので、お諮りをいたします。 本案は原案のとおり可決することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって議案会第6号「公職者の立候補の資格要件に納税の義務を果たしていることを加える法整備を求める意見書」は原案のとおり可決されました。
△日程第4 津山市議会広報調査特別委員会の中間報告について 津山市議会議会活性化調査特別委員会の中間報告について
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第4に入り、「津山市議会広報調査特別委員会の中間報告について」及び「津山市議会議会活性化調査特別委員会の中間報告について」を議題といたします。 この際、お諮りをいたします。 広報調査特別委員会委員長及び議会活性化調査特別委員会委員長より、審査中の事項について中間報告をいたしたいとの申し出がございます。これを許可することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって広報調査特別委員会及び議会活性化調査特別委員会の中間報告を許可することに決定いたしました。 まず、広報調査特別委員会委員長、登壇、報告を求めます。 28番、末永弘之議員、登壇。
◆28番(末永弘之君) 〔登壇〕 津山市議会広報調査特別委員会の中間報告をいたします。 今期定例会は、現在の私たち議員任期最後の議会です。4年間の活動状況などを含め、総括的な視点で報告をいたします。 まず、現在の特別委員会は、平成23年5月臨時市議会において議会広報活動の調査や議会広報紙の編集方針に関する研究などを目的に設置されました。この4年間に39回の会議と5つの市議会、2つの町議会への先進地視察も重ね、議会広報の充実をもって開かれた議会になることを目指し、委員会活動を行ってきました。 一つの取り組みが、インターネットを利用した議会広報の研究でした。市議会ホームページを活用した広報内容のあり方を、調査研究項目として検討してきました。議会事務局を中心とした研究を通じて、平成23年9月定例会からパソコンで本会議の様子が気軽に見られるようにと本会議のインターネット中継を開始しました。これまでに中継を見ていただいた数、アクセス件数は、過去3年間で延べ1万名を超え、大変多くの皆さんにインターネット中継へアクセスしていただきました。ありがとうございました。また、配信するシステムにはソーシャル・ネットワーク・サービスを活用するなど、運用経費を限りなく抑えた形で導入しています。さらに、全国の先進的な議会では、常任委員会などのインターネット中継にも取り組んでおり、そのあり方を検討するために視察なども行いました。運営体制や費用対効果などを検討しながら、これからも議会を市民の皆さんへ見える活動にしていくためにさまざまなあり方を検討していかなくてはいけません。 ホームページを活用したその他の取り組みとしては、平成24年8月から政務活動費の透明性確保のために収支報告書の公開をスタートさせ、平成25年3月定例会からは議案等に対する各議員の賛否状況の公開を始めました。これにより、議員一人一人が市議会での活動に責任を持ち、市民に対して説明責任が果たせる広報活動と位置づけられることができ、議会活動全体の透明性の向上にも役立っているものと認識をしております。このように、インターネットを有効に活用することで、タイムリーでスピーディーな議会情報の発信には大きな成果があったものと考えており、引き続きその充実を図っていく必要性を感じています。 続いて、大きな取り組みの2つ目が、充実した議会広報紙の調査であります。「つやま市議会だより」の企画、編集はこれまで一貫して議員の手づくりを基本理念として発刊してまいりました。一人でも多くの方に議会だよりを読んでいただき、市議会に関心を持ってもらうように、何が必要なのか、わかりやすい記事の内容、読んでみたいと思ってもらうレイアウトなど、わかりやすい紙面づくりを心がけてまいりました。 その中で、平成25年に新たな委員会体制となって以来、これまで以上に読みやすさやわかりやすさを追求するため、71号から74号までの1年間をかけて大幅なリニューアルについて集中的に研究いたしました。先進議会での取り組みを参考にして、試行的にレイアウトを変更しながら、具体的に議会だよりとして計4回発刊し、市民の皆さんの御意見をもらったところです。議会事務局とも協力しながら、今回の取り組みを通じてより親しまれる議会だよりへリニューアルできたのではないかと思っております。御意見等をお寄せいただいた市民の皆さんに、この場をおかりしてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 議会広報紙は各町内会を通じて市内全戸に配布されるなど、議会と市民の皆さんとを確実に結ぶ大切な広報媒体であります。また、この機会に市民の皆さんや町内会の役員さんなど、広報配布に携わっていただく全ての皆さん方に心からのお礼を申し上げます。ありがとうございました。市議会をわかりやすく知っていただくためにも、今後も市議会の顔が見える「だより」として広く親しまれるよう、さらなる質の向上に向けて研究していく決意であります。 3つ目の大きな課題は、議会活性化調査特別委員会の活動と連動することですが、市民の皆さんと市政について意見交換を行う議会報告会がスタートいたしました。議会報告会で寄せられた市議会や市政に対する意見や御要望などを議会だよりで紹介するなど、新しい活動を開始しました。このことは、これまでの議会活動にはなかったことであり、議会報告会を通じて市民の皆さんと市議会との間に新たな接点が生まれつつあるものと思っております。最近では、寄せられる議会だよりの感想の中にも市政に対する御相談が含まれていることがあり、特別委員会が市民の方と当局との橋渡し役になるなど、議会広報が市政と市民を結ぶ新たなアクセスポイントになっている可能性を秘めており、これらのあり方も今後さらに研究していく必要があると思っております。 今後、本格的な少子・高齢化社会を迎えるに当たり、未来の津山をどのような町にしていくのか、このことについて当局と議会が今まで以上に真剣に論議し、活路を見出し、厳しい局面を乗り越えなければなりません。そのために、議会で今何が論議されているのか、そして議会活動が適切に行われているかどうかが市民の皆さんにしっかりと伝わる議会広報となるよう、今後とも継続して調査研究していく必要があるとの認識で、特別委員会は意見が一致しました。 以上が広報委員会での行ってまいりました4年間の活動の総括的な報告であります。 結びとなりますが、「つやま市議会だより」の始まりは平成10年、当時設置されていた市議会活性化審議会で議会の広報紙の発刊が正式に決まりました。発刊は平成10年3月議会からの報告でした。以来、17年にわたる長い歴史を築いてまいりました。先日、久々に議会だよりの創刊号を読み返しましたところ、創刊号の一面記事は議長不信任案が可決とあります。不信任の議長のもとでの発刊だったわけです。当時の市議会の様子を懐かしく思い出し、やはり衆楽座猿芝居はやってはいけないことだと改めて思った次第であります。その後、任意の編集委員会として計30号までの発刊を努め、平成17年からは市町村合併を機に条例等に基づく委員会へと位置づけられ、平成17年5月臨時会に広報調査特別委員会が新たに設置され、現在の体制となりました。 本日をもって3月定例会が終了しましたら、5月10日発刊の3月議会報告号となり、75号の作成に向けて今のメンバーによる最後の作業になっていきます。平成10年の創刊以来、17年私が一貫して編集委員会の委員長を務めさせていただきました。私は、今期をもって議員活動にさようならをします。この点でも、長い間お世話になりましたこと、心からお礼を申し上げます。大過なく編集責任者の任務がこなせてきたのは、議員や議会事務局職員、市民の皆さんのおかげであり、長い間本当にありがとうございました。 また、編集に当たって、陰ながら議員を支えてくれた議会事務局の職員、特に議会広報担当の職員には苦労をおかけしました。表紙の写真撮りの段取りから、各議員の表情豊かな質問風景の顔写真など、いい思い出をたくさん紙面に残してくれました。議員全員と委員会メンバー、委員長の私をサポートしてくれました事務局の皆さん、この方々なくして現在の「つやま市議会だより」はありません。本当にありがとうございましたとお礼を申し上げます。 4月26日は市議会議員選挙です。再選を目指す各議員の皆さんの再選を祈りながら、頑張ってください。5月1日から新しい議会体制になりますが、広報調査特別委員会は引き続き残していただくことを願い、また議員の手づくりを原則として、一人でも多くの市民の皆さんに親しまれる議会だよりづくりへ、そして開かれた議会、市民に理解していただける議会活動へとこれからも一層頑張っていただきたい。この思いをお願いして、津山市議会広報調査特別委員会の中間報告を終わります。ありがとうございました。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 広報調査特別委員会委員長の中間報告は、ただいまお聞きのとおりであります。 次に、議会活性化調査特別委員会委員長、登壇、報告を求めます。 23番、西野修平議員、登壇。
◆23番(西野修平君) 〔登壇〕 失礼します。 それでは、津山市議会議会活性化調査特別委員会から中間報告をさせていただきます。 当委員会は、平成23年6月定例会において津山市議会の活性化に向けた諸課題の調査研究を目的として設置されました。 まず、特別委員会の設置に際し、現状として市民の議会に対する関心や議会の果たす機能や役割への理解度は決して高いとは言えない状況であるとの認識を議員全員が共有し、議会活動、議員活動とは何かという基本に立ち返って、調査研究を進めていくことにいたしました。その調査項目として、議員定数、議員報酬、議会運営、議会のあり方、その他の5つに分類し、これまでに40回の特別委員会、4回の小委員会を開催して協議を重ねてまいりました。 特別委員会の調査研究結果につきましては、これまで5回の定例会において中間報告を行うとともに、議会広報紙やホームページ、また議会活性化の新たな取り組みとして始めました議会報告会を通じて市民の皆さんに議会活動の内容をお知らせしてまいりました。本日はその内容も含めまして、これまで行ってきた調査研究結果を総括し、大きく4項目に分けて御報告いたします。 まず1点目として、議員定数、議員報酬についてであります。 このことについては、津山市の財政状況を勘案した検討が求められる一方で、初めから行財政改革の論理による削減ありきという検討ではなく、今後の議会活動や議員活動のあり方も見定めながら検討を行ってまいりました。 議員定数について、各会派からは合併に伴い市域が広がったため、各地域の市民意見を市政に生かしていくためには現行の議員定数の維持が必要であるとの意見があった一方で、歳費削減からも4人を減員し24人にすべきとする意見や、市民4,000人に一人の議員ということで2人減の26人にするのが適切との意見など、いろいろな意見が出されました。 そうした中、平成26年5月21日付で津山市連合町内会から
津山市議会議長に対して、現行の28名から24名以内への定数削減を求める要望書の提出があり、特別委員会ではこの要望書の内容を真摯に受けとめ、その後も慎重に議論を重ねました。 また、議員報酬については、厳しい財政状況に対応するために削減はやむなしとの意見や、議員活動に必要な額として一定のレベルを維持すべきではないかとの意見のほか、現行の報酬額を維持しなければ、若者からの議員立候補者が出てこないことが危惧されるなどのさまざまな意見が出されました。 さらに、この課題については、議会報告会に参加された市民の皆さんとの意見交換におきまして、定数、報酬とも減らすべきであるとの意見もございましたが、一方で、適正な民意反映のためには現状の議員数確保が必要であるとする意見や、報酬の減額はよい仕事への意欲減退につながるという意見もございました。 これらの意見等を踏まえて、慎重に検討した結果、次回改選時における議員定数については賛成多数で現状どおり、議員報酬については全員一致で現状どおりとすることに決定いたしました。 次に、2点目として議会運営についてであります。 このことについては、本会議の一般質問、議案質問における一問一答方式の導入、執行部への反問権の付与、議案に対する賛否公開などについて調査検討を行いました。 そのうち一問一答方式については、市民の皆さんに質問の内容や答弁が把握しやすいメリットがあるということで、平成24年9月議会から導入し、これまでに多くの議員が一問一答方式を選択されております。 次に、執行部に反問権を付与することにつきましては、反問を許可する条件や反問する内容について一定の規定を設けた中で施行するということで、津山市議会反問権実施要綱を策定し、これも平成24年9月議会から試行的に導入してきたところでございます。 次に、議案に対する賛否公開につきましては、それまでの一括採決では賛否の態度が分かれる議案について議員個人の意思表示ができないという問題が議論され、議員の議案に対する表決態度が明確になるように、分離採決希望届を提出することによって、反対の意思表示をしたい議案を分離して採決することができるようにいたしました。その結果につきましては、議会の情報公開を行う広報活動の一環として議会広報紙とホームページに掲載する形で、平成25年3月議会の採決から公開をしているところでございます。 3点目として、議会のあり方についてであります。 このことについては、市民と議会の関係、議会活動の透明化などについて協議を行ってまいりました。議会は、広くその情報を公開し、その活動の透明性を高めるとともに、市民に対する説明責任を果たすことが常に求められております。そのためには、議会と議員の活動に関する情報を積極的に市民に提供していくと同時に、市民との意見交換の場を設け、市民からの情報を受け取り、市民と議員が一緒になって市政全般にわたる諸課題の解決に努めるべきではないかという議論がなされました。 そして、その結果、新たな取り組みといたしまして、議会から直接市民に議会活動の報告、説明を行うとともに、情報や意見を交換する場として議会報告会を開催することといたしました。これまでで既に5回開催し、延べ18会場におきまして246人の方に御参加をいただいております。 また、議会のあり方として、議会基本条例の制定について議論をいたしました。この件については、議会の基本理念や役割、議員の責務、運営の原則等を条例で規定し市民に明らかにすることは意味があるかもしれないが、より重要なことは議会機能の充実強化を図り、市民に開かれた議会にする取り組みであり、まずはそうした取り組みを進め、条例制定の必要性については取り組みの実績を積み上げた段階で検討すべきという結論に至りました。 そのほか、議会費の削減を図る取り組みといたしまして、平成24年度、25年度にわたり議長交際費を減額するとともに、24年度からは常任委員会等の旅費を半減する取り組みを行っております。 また、政務活動費の使途につきましては、議会活動の透明性を高め、より明確で厳密な基準とするため、随時運用マニュアルの見直しについて協議を行っております。平成23年の改選後からは、議会のホームページにおいて収支報告書を公開するなど積極的に情報公開に努めておるほか、平成27年の改選時からは選挙活動費との区別が不明瞭になり誤解を招きやすいという理由から、市議会議員の選挙が行われる4月中の支出には政務活動費を充てないことなどの見直しを行いました。 最後に、4点目として、議員としての政治倫理の確立を図る取り組みについてであります。 このことについては、市民から議会に対して常に厳しい目が注がれている中で、まず議員会議を開催し、全議員での意見交換を実施するところから着手いたしました。特別委員会としては、既に政治倫理に関する基準を条例として制定している先進地を視察し、その現状や課題について調査研究を進めるとともに、特別委員会の中に小委員会を設置し、内部規定にするのか条例を制定するのか、その必要性も含めて検討を重ねてきた結果、政治倫理の確立に向け条例を制定して取り組む必要があるとの結論に至りました。 条例の作成に当たっては、パブリックコメントを実施し、広く市民の皆さんからの意見を聴取するとともに、直接市民の皆さんの意見を聞く機会として、議会報告会においても意見交換のテーマの一つとしてこの条例について意見交換を行いました。 以上のような過程を経まして、昨年6月定例会におきまして
津山市議会議員の倫理に関する条例を議員提案の議案として提出し、全員一致で原案のとおり可決されたところであります。 以上が議会活性化調査特別委員会で協議検討された結果であります。 最後に、ただいま御報告申し上げました協議結果を全てとせず、今後とも津山市議会の活性化を図り、市民に開かれた魅力ある議会とするために、議員間の自由闊達な討議を行う機会をふやすことや、より市民が参加しやすい議会報告会の開催を目指して、引き続き調査研究を進めていくべきであることが委員全員で確認されましたので、申し添えます。 結びに当たり、今日まで御協力いただきました委員の皆様、関係各位に深く感謝を申し上げ、津山市議会議会活性化調査特別委員会の中間報告といたします。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 議会活性化調査特別委員会委員長の中間報告は、ただいまお聞きのとおりであります。
△日程第5 議案第95号~議案第154号 60件 請願第8号 1件(今議会のもの) (委員長報告・採決)
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第5に入り、今議会付託の議案第95号「平成27年度津山市
一般会計予算」から議案第154号「津山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」までの議案60件、請願につきましては請願第8号の1件を一括上程議題といたします。 これら議案等につきましては、いずれも各常任委員会において審査終了の旨報告があり、審査結果報告書はお手元に配付のとおりであります。 この際、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 まず、
総務文教委員会委員長、登壇、報告を求めます。 16番、森岡和雄議員、登壇。
◆16番(森岡和雄君) 〔登壇〕 失礼いたします。 今定例会において、
総務文教委員会に付託されました議案22件、請願1件に対する審査の結果などについて、その主な内容を御報告いたします。 まず初めに、議案第115号「平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」及び国の緊急経済対策応に対して編成された議案第126号「津山市
一般会計補正予算(第7次)」のうち当委員会の所管に属する事項についてであります。 第7次の補正予算の審査では、保健体育費に計上されている合宿誘致事業費について、委員から、積極的な活用につなげるため、スポーツロッジの存続に関して質疑があり、当局から、施設の所有者である津山市都市整備公社との協議を踏まえ、スポーツセンター全体の管理運営委託を行い、継続運営を働きかけているとの答弁がございました。 そのほか、種々の質疑応答を経て、審査の結果、2議案とも全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第95号「平成27年度津山市
一般会計予算」のうち当委員会の所管に属する事項についてであります。 まず、選挙費に関連し、27年度に予定されている各種の選挙を控え、投票所のあり方や投票率の向上策、また期日前投票に対する考え方について質疑がありました。投票率の低下は憂慮すべきことであり、投票所の数の確保はもちろんのこと、期日前投票における他都市の事例などを調査研究し、投票率の漸減傾向に歯どめをかけたいとの答弁がございました。今後選挙権が年齢が18歳以上に引き下げられるため、若い世代への啓発活動など、投票行動につながる工夫を積極的に行っていただきたいとの要望が出されております。 続いて、演習場対策費について、委員から、当局として事業の趣旨をしっかり捉え、周辺住民の生活の安定に資する事業としていくなど、今後の事業のあり方をどう考えているのかとの質疑が出され、騒音や振動による障害が発生している事実は存在する、そのため市として当該事業を実施することで、それらを緩和させていく必要性があるとの説明がありました。 これを受けて委員から、当該事業に対して全市的な議論を踏まえながら、演習場対策委員会のあり方、実施事業の精査や適用範囲の検討により適正な事業となるよう、当局の取り組みを求める意見が出されております。 続いて、財産管理費などを初めとする公共施設の予算に関連し、今後の人口減少社会の到来を見据えた公共施設の集約化や複合化に対する当局の考え方を確認したところ、先日公表された公共施設白書の中間報告のとおり、公共施設をこれまでどおり維持管理していけば40年間で1,800億円という莫大な経費が必要となる、今後市民の皆さんの御意見をいただきながら、施設整理の方向性を示していきたいとの説明がありました。 これを受けて委員からは、今後施設の集約や統合が伴う場合には、行政のコーディネート能力が必要となってくるとの意見が出されております。また、本予算に対し、一部の委員から反対との意見が出されたため、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第106号「平成27年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計予算」についてでありますが、審査の中で、清算を行うスキームに対し反対意見が出されましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第116号「平成26年度津山市磯野計
記念奨学金特別会計補正予算(第1次)」、議案第120号「平成26年度津山市
奨学金特別会計補正予算(第1次)」、議案第96号「平成27年度津山市磯野計
記念奨学金特別会計予算」及び議案第102号「平成27年度津山市
奨学金特別会計予算」の各奨学金特別会計の審査でありますが、いずれの議案も審査の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査に際し、これら2件の奨学金特別会計を統合していくために、関係者との協議を今後も一層努めていくよう当局に対して要望を付しております。 また、議案第99号「平成27年度津山市
公共用地取得事業特別会計予算」並びに議案第107号「平成27年度津山市吉見山財産区会計予算」から議案第112号「平成27年度津山市河辺財産区会計予算」までの6件の財産区会計予算の審査につきましては、いずれの議案も適切妥当な措置と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、条例議案の審査であります。 議案第128号「津山市
職員定数条例等の一部を改正する条例」及び議案第147号「教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例」の審査でありますが、一部委員から、これら2議案は教育委員会制度改革に伴う条例議案であり、認めることはできないとの反対意見が出され、採決の結果、いずれの議案も賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 また、議案第127号「津山市行政手続条例の一部を改正する条例」、議案第129号「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例等の一部を改正する条例」、議案第145号「津山市
地域振興基金条例を廃止する条例」及び議案第146号「津山市の基金の処分の特例に関する条例の一部を改正する条例」の4議案についてでありますが、慎重なる審査の結果、適切妥当またはやむを得ない措置と判断し、いずれの議案も全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、その他議案の審査結果であります。 議案第150号「津山市
過疎地域自立促進市町村計画の変更について」でありますが、阿波小学校の跡地に農産加工施設を整備するとの当局の説明に対し、委員から、加工施設だけに限らず、その他の空き教室を活用した阿波地域の活性化策など、検討していないのかとの質問が出されました。これを受けて当局からは、今後においても公共施設の活用について検討していきたいとの説明がありました。 最後に、請願第8号「「解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を反対する意見書」の提出を求める請願」の審査では、継続審査としております。 また、当局から、グラスハウス管理運営における今後の方針についてや津山市消防団が受章した日本消防協会特別表彰「まとい」についてなど、5件の報告事項があり、その中で津山市税賦課徴収条例の一部改正についてでは、地方税法の改正法案が現在国会で審議中であり、二輪車等にかかる軽自動車税についての適用時期が1年延長される内容であることから、法案成立後、賦課期日の4月1日までに専決処分としたいとの報告を受けております。 以上が
総務文教委員会に付託されました諸案件の審査結果、またその他の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 さて、当委員会の任期もあとわずかとなりました。これまで申し述べてまいりました意見や指摘事項につきましては、十分尊重していただき、今後の行政事務の執行に反映していただくことを強く要望し、委員長報告を終わらせていただきます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 次に、厚生委員会委員長、登壇、報告を求めます。 5番、秋久憲司議員、登壇。
◆5番(秋久憲司君) 〔登壇〕 それでは、厚生委員会の審査結果報告を申し上げます。 今期定例会において、当委員会に付託されました議案21件について、去る3月16日に委員会を開催し、当局からの説明を聴取し、慎重に審査した結果、全ての議案につきまして全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ここからは、その審査の過程において委員から出されました主な質問、意見などについて御報告をさせていただきます。 まず、議案第115号「平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち厚生委員会の所管に属する事項についてでございます。 ここでは委員から、住宅用太陽光発電システム設置補助金が減額になっている理由について質問があり、当局からは、固定価格買取制度において有利な10キロワット以上を設置する人が多く、補助金の対象となります10キロワット未満の住宅用を設置する人が相対的に減ったものと考えられるという答弁がございました。 次に、議案第126号「平成26年度津山市
一般会計補正予算(第7次)」のうち厚生委員会の所管に属する事項についてでございます。 ここでは当局から、国の平成26年度補正予算に対応したもので、地域住民生活等緊急支援交付金を活用し、保育士養成事業を行うものであるとの説明があり、これに対して委員から、保育士の確保は重要なことだが、安定した保育の提供には保育士の処遇改善が必要ではないかとの意見が出され、当局からは、育児休業代替任期付職員を採用するなどの取り組みによって保育士の確保に努めるとともに、臨時職員の処遇改善については市全体の課題であるので、市としてどうしていくべきか協議検討していく必要があるとの答弁がありました。 次に、議案第95号「平成27年度
一般会計予算」のうち厚生委員会の所管に属する事項についてでございます。 ここでは委員から、防犯カメラ設置補助金に関連して、防犯カメラで撮影した画像等の管理方法について質問があり、当局からは、岡山県が定める防犯カメラの設置及び運用に関するガイドラインに沿って、設置した町内会において管理責任者を指定し、適正な保存、管理に努めていただくよう周知を図るとの答弁がありました。 続きまして、議案第98号「平成27年度津山市
国民健康保険特別会計予算」についてでございます。 ここでは委員から、歳入において療養給付費等交付金などが前年度に比べ減額となる理由について質問があり、当局からは、退職被保険者数の減少に伴う療養給付費等の減少によるものであるとの答弁がありました。 次に、議案第132号「津山市
介護保険条例の一部を改正する条例」についてでございます。 ここでは委員から、介護給付費等準備基金の繰り入れ予定についての質問があり、当局からは、第5期の介護保険料改定時と同様、今回の第6期介護保険料改定においても、基金から約5億円を繰り入れ、低所得者に対する保険料軽減や激変緩和措置に努めるものとの答弁がありました。 また、当局から、
介護保険条例に関し、低所得者への負担軽減を図るための第1段階における調整率の軽減措置について、国の政令公布が年度末となることから、市長の専決処分によって条例改正を行うとの報告を受けております。 以上が当委員会に付託された諸議案の審査結果報告でございます。 さて、当委員会の任期も残すところあとわずかとなりました。執行部の皆様方には、誠意を尽くした答弁など、御尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。これまで述べてまいりました意見、要望事項などについては十分尊重をしていただきまして、今後の行政執行に反映していただくことを要望いたしまして、委員長報告といたします。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 次に、産業委員会委員長、登壇、報告を求めます。 8番、中島完一議員、登壇。
◆8番(中島完一君) 〔登壇〕 今期定例会におきまして、産業委員会に付託されました議案6件に対する審査の経過並びに結果等について御報告申し上げます。 付託議案の審査結果でありますが、当局の説明を聴取し、慎重なる審査を行った結果、当委員会に付託された6つの議案いずれも、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ここからは、審査の過程において出されました主な質疑、質問、また意見や要望について御報告いたします。 まず、議案第115号「平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち産業委員会の所管に属する事項について、委員より、林業振興費にあります地域材利用新築住宅助成補助金の減額理由について質疑があり、当局からは、交付決定をしていたが実際には住宅が建築されず、補助金を交付しなかったため減額したものであるとの答弁を受けております。 続いて、議案第126号「平成26年度津山市
一般会計補正予算(第7次)」のうち産業委員会の所管に属する事項についてでありますが、これは国の経済対策に対応して編成した補正予算であり、国の地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用した消費喚起、生活支援、地方創生事業を中心に編成されたものであります。 委員より、商工振興費の地域経済活動調査指針策定事業補助金について詳細な説明を求めました。当局からは、津山市総合戦略と並行して津山商工会議所が行う地域経済活動の調査と人口減少時代の地域経済活動指針を策定するための補助金であるとの答弁を受けております。 続いて、議案第95号「平成27年度津山市
一般会計予算」のうち産業委員会の所管に属する事項についてであります。 まず、農業振興費の農作物鳥獣害防止対策事業補助金について、農業共済組合が積立金を取り崩し各自治体に配分しているが、予算には反映されているのかとの質疑がありました。当局からは、農業共済組合の配分金額は昨年度より増額されており、これを反映して津山市の鳥獣害対策予算に関しても増額しているとの答弁を受けております。 次に、商工総務費にある津山市のバス路線、共同バスなど、予算が約1億円計上されているが、本当に住民の方々の利便性向上につながっているのかとの質疑があり、当局からは、津山-岡山空港線デマンドタクシーの継続、循環バスの利用者増に向けての調査、改善をしていきたいとの答弁がありました。これを受けて委員より、車を運転する人にも乗ってもらえるようなバス運営を意識する必要があるとの意見が出されております。 次に、商工振興費のまちなかシネマ実証実験事業委託料に関連し、本事業はいつまで実施するのかとの質疑があり、当局からは、平成25年度から3年間であり、平成27年度が最終年度となる。平成26年度の来場者数は前年度よりわずかにふえており、この実証実験を民間事業者の映画館経営に対する判断基準としてほしいとの答弁がありました。 最後に、商工振興費の城下地区まちづくりプラン策定事業補助金に関連し、本事業への津山市の参画はあるのかとの質疑がありました。当局からは、プランづくりは商工会議所を中心に行われており、津山市は関係部署がオブザーバーとして参加している。まちづくりプランが策定された段階で、津山市の関係部署が連携して対応できるよう情報の共有に努めているとの答弁を受けております。 また、このたびの委員会において、委員から当局に対し、久米の里のモビルスーツ改修に関する質問が出され、当局から説明を受けております。 また、ウッディハウス加茂における不適切な会計処理について当局から報告がございました。 以上が産業委員会に付託されました諸案件の審査結果及びその他の報告であります。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 終わりに当たり、当委員会の任期もあとわずかとなりました。関係当局の皆様方におかれましては、誠意を尽くした答弁など、御尽力を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。これまで申し述べてまいりました意見や要望事項につきましては、十分尊重していただきたい。今後の行政事務の執行に反映していただくことを強く要望し、委員長報告とさせていただきます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 次に、
建設水道委員会委員長、登壇、報告を求めます。 27番、久永良一議員、登壇。
◆27番(久永良一君) 〔登壇〕 それでは、
建設水道委員会の審査結果を御報告します。 今期定例会において、
建設水道委員会に付託されました議案19件につきまして、去る3月16日に委員会を開催し、慎重に審査を行った結果、全ての議案について原案どおり可決すべきと決定いたしました。 ここからは、審査の過程で特に議論された点や意見、要望を付した内容を中心に個別の審査結果を御報告を申し上げます。 初めに、都市建設部の所管に属する議案の審査結果について御報告をいたします。 まず、議案第115号「平成26年度津山市
一般会計補正予算(第6次)」のうち
建設水道委員会の所管に属する事項につきましては、主に今年度の事業費確定に伴う補正であり、実績減となった住宅等の耐震診断改修事業補助金等について詳細を確認し、今後とも必要な事業が停滞することのないよう、予算残となった背景の分析と有効な予算活用を要望し、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第119号「平成26年度津山市
下水道事業特別会計補正予算(第4次)」につきましては、繰越明許となる事業の内容について説明を求め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第123号「平成26年度津山市
土地取得造成事業特別会計補正予算(第1次)」は、適正な補正であり、また今後の事業見込みに基づき、平成27年度から同特別会計を廃止し、一般会計で対応することを妥当と認め、全員一致で原案のとおり可決しました。 続きまして、平成27年度当初予算議案についての審査結果を報告いたします。 まず、議案第95号「平成27年度津山市
一般会計予算」のうち
建設水道委員会の所管に属する事項につきましては、通学路の整備、総社川崎線整備の進捗状況、合併浄化槽の設置状況などの確認に加えて、河川管理費に関連し、県の所管する河川における立木撤去の負担のあり方等について質疑が行われました。 また、委員から、伝統的建造物群保存地区の整備を促進するため、専任のコーディネーターの配置や武家地調査、観光ガイドの育成などにおいて、事業効果の向上を図るため、観光振興課等、庁内の関連部署とのさらなる連携強化を要望しました。 その他、駅前駐車場の整備見通しについて、民間の駐車場を有効に活用し、料金設定を含め利用形態を検討するべきではないかとの意見に対して、当局からは、現在の1日当たりの上限料金は民間のほうが安く、北口広場整備工事着手後の市営駐車場のスペースが3分の1になった状態で、調査を行った結果からは周辺の民間駐車場にはまだ余裕があることが把握されたとして、引き続き利用形態の推移を見守り、検討していきたいとの答弁がありました。 これらの質疑、応答を踏まえ、慎重に審査を行った結果、適切妥当な予算要求であるとして、原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第100号「平成27年度津山市
下水道事業特別会計予算」及び議案第101号「平成27年度津山市
農業集落排水事業特別会計予算」につきましては、事業内容の詳細とともに今後見込まれる人口減少の状況について確認し、全員一致で原案のとおり可決と決定しました。 続いて、議案第142号「津山市
特別会計条例の一部を改正する条例」につきましては、平成27年度から同特別会計を廃止することに伴う規定の整備であり、一般会計へ移行する予算措置とともに、適切と認め、全員一致で原案のとおり可決と決定しております。 また、議案第143号「津山市都市公園条例の一部を改正する条例」及び議案第144号「津山市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例」については、改正点を確認し、全員一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。 議案第151号、議案第152号及び議案第153号は、それぞれ「市道路線の認定、廃止、変更について」の議案であり、道路法に基づき必要条件を満たした12路線を新規に市道認定するとともに、その他2路線の廃止及び4路線の変更について精査し、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 引き続き、水道局の所管に属する議案の審査結果について御報告をいたします。 初めに、議案第122号「平成26年度津山市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1次)」については、上水道事業との経営統合に向け、今後起債償還等に対する財源対策を十分検討されるよう意見を付し、全員一致で原案のとおり可決されました。 次に、議案第125号「平成26年度津山市
水道事業会計補正予算(第4次)」につきましては、適切な補正内容と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 続いて、平成27年度予算議案についてですが、まず議案第104号「平成27年度津山市
簡易水道事業特別会計予算」に関しては、適正と認め、全員一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。 議案第113号「平成27年度津山市
水道事業会計予算」につきましては、当委員会において、以前から現在の津山市で4億円を超す広域水道企業団への受水費の負担のあり方の改善や、計画における最大給水量の数値見直しの必要性について指摘する意見が繰り返し出されており、また今後大幅な人口減少が見込まれることから、現状に合わない数値のできるだけ早期の見直しを求め、反対意見が示されましたが、賛成多数で可決すべきものと決しております。 次に、議案第114号「平成27年度津山市
工業用水道事業会計予算」につきましては、事業内容を改めて確認し、貴重な税金を投入して運営している現状について、対象事業者にも理解を求め、将来的には料金の改定も視野に入れて検討してほしいという要望をした上で、全員一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。 次に、議案第148号「津山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第149号「津山市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」につきましても、全員一致で原案のとおり可決しました。 次に、都市建設部からの報告事項につきまして御報告をいたします。 当局からは、津山駅北口広場整備事業の進捗状況について、阿波中土居分譲宅地について、城西地区歴史まちづくり計画案の概要について、南部汚水幹線建設工事の進捗状況について、第4回津山市版事業仕分けの結果を受けての今後のリージョンセンターの運営について、以上5件の報告がありました。これらの報告に対しましては、それぞれ状況を十分確認し、今後とも適切な管理計画のもとに事業を進めるよう意見を付し、承認いたしました。 以上が今期定例会において、
建設水道委員会に付託されました諸案件等についての審査結果報告でございます。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、当委員会の任期もあとわずかとなりました。関係当局の皆さんにおかれましては、これまでの御尽力、御協力に感謝申し上げるとともに、当委員会で述べてまいりました意見や要望事項等を十分尊重していただき、今後の行政執行への反映を要望いたしまして、委員長報告の結びとさせていただきます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 各常任委員長からの審査結果の報告は、ただいまお聞きのとおりであります。 ここで、議事運営の都合により、しばらく会議を休憩いたします。 再開は午後2時20分といたします。 午後2時14分 休憩───────────────────────────────────────────── 午後2時21分 再開
○議長(川端恵美子君) 御着席を願います。 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより各常任委員長の報告に対する質疑、討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 13番、黒見節子議員、登壇。
◆13番(黒見節子君) 〔登壇〕 13番、黒見節子です。議長のお許しをいただいて、委員長報告に対する討論をさせていただきます。 議案第126号に関して、
総務文教委員会委員長報告と産業委員会委員長報告に対して討論させていただきます。 討論の立場は、賛成という立場ですが、疑問を指摘しておきたいと思います。 議案第126号「平成26年度津山市
一般会計補正予算(第7次)」の財源は、国庫支出金2億8,381万2,000円、県支出金3,280万円、市債1,090万円、地方交付税3,317万7,000円の3億6,069万9,000円です。 第7次補正予算の提案があったときから、この予算を使って提案された事業に疑問を持っておりました。一番大きな事業はプレミアムつき地域商品券事業で、2億869万6,000円です。多くの疑問を持っておりましたので、産業委員会での質疑、意見交換をお聞きしたいと思っていましたが、先ほどの委員長報告でこの事業には言及もなく、原案可決という報告でした。 目的は消費喚起という景気対策ですが、以前にも同じような景気対策が行われてきました。1つ目は、1999年の地域振興券です。対象は、子供とお年寄りなどを限定して発行されました。国債発行高は、将来の税金が充てられるということでしたが、経済企画庁のアンケートでは振興券によってふえた消費は使用額の32%だったとされています。ある政治家から、天下の愚策、国会対策費と思って我慢してほしいという発言もあったという記録もありました。 2つ目は、2009年の定額給付金がありました。給付対象者が限定された経済対策でしたが、その後の内閣府のアンケートでは消費が増加した金額は受取金額の32.8%と発表されています。詳しい調査結果は報告されていません。この定額給付金も選挙の票目的のばらまきという批判がありました。 そして、今回のプレミアムつき地域商品券事業です。今回は1万円を出して購入しようという意欲を持つ人しかこの事業の恩恵を受けられないでしょう。以前の地域振興券の発行は、統一地方選の年であり、定額給付金の2009年には衆議院選がありました。今回のばらまきも選挙の票目的としか私には思えません。生活が大変という人たちに届くような施策とは思えないのです。この2億円以上のプレミアムつき地域商品券事業に、疑問はたくさんあります。この事業で、現金と商品券の流れはどうなるのか、商品券が使える地域を限定するのか、商品券が使える商品、使えない商品を限定するのか、商品券の使える期間は1年か、事業費2億869万6,000円は商品券発行業務委託料とされていますが、どこにどのように委託される予定か、商品券を売るのはどこなのか、商品券の購入限度額はどうするのか、売れ残った商品券はどうなるのか、経済効果はどこかの組織や個人に偏ったりしないか、事業を進める上で問題と考えていることはないのか、今回の事業の目的は消費喚起というが、経済効果やまとめの予定をどのように考えているかなど、産業委員会で論議してほしかった点です。 第7次補正の議案の中で、
総務文教委員会の所管の事業についても知りたいことがありました。プレミアムつき地域商品券事業ほどの金額ではありませんが、学校教育振興費として、本との出会い推進事業補助金1,200万円、図書クーポン券作成等委託料100万円が提案されていました。
総務文教委員会では、原案可決との報告がありました。 図書クーポン券ですが、金券だと思います。子供たち、子供たちの家庭にどのような方法で渡される予定か、このクーポン券は買える商品を限定するのか、使える店舗や地域は限定するのか、使える期間は1年か、どこでどのようにクーポン券を作成をするのか、使わなかったクーポン券はどうなるのか、作成などの委託やクーポン券が使える業者の選定はどうするのかなど、
総務文教委員会での質疑や討論を期待しておりました。例えば、子供1人に2,000円の授業として試算をしてみました。北小学校の児童約280人とすると56万円になります。生徒数約700人の東中学校では140万円になります。とても大きな金額です。各学校にそれだけの図書費が来たら、古くなってしまった辞書や本の買いかえや新書の購入など、学校として欲しくても我慢していた多くの本が買えたでしょう。今回の提案のように本との出会いというなら学校に書籍購入費として贈ったら、子供たちからこんな本を買ってほしいというアンケートをとったりする学校もあったのではないかと思います。市内の各書店の児童書の種類や冊数は十分なのでしょうか。学校宛ての図書費として贈ることは考えなかったのでしょうか。 2つの事業のもとは、国民、私たちの納めた税金であり、結果として未来の世代へのツケになります。今回の事業も、今までの地域振興券、定額給付金と同じ景気対策と名をかりた選挙目的の事業でしかありません。景気対策として他の方法は考えられなかったのでしょうか。 今回提案されている2つの事業とも、今まで2回の反省が生かされていないと思いました。事業として細部の課題を詰める準備が不十分、やめるべき事業と思い、分離採決にしてもらって反対するかと考えましたが、7次補正には他の事業も少しですが提案されていることや、事業効果がゼロではないだろうということから、多くの疑問についての討論にさせていただきました。会派で相談をしたとき、これほど疑問があれば、分離採決で反対したほうがいいのではないかという意見もありましたが、事業後の経済効果などについて、委託業者の会計報告などの確認、事業報告を確実にしてくださることをお願いして、議案第126号第7次補正予算についての私の討論を終わります。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 以上で13番、黒見節子議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 27番、久永良一議員、登壇。
◆27番(久永良一君) 〔登壇〕 ただいまの委員長報告に対し、日本共産党市議団を代表して討論を行います。 議案第128号「津山市
職員定数条例等の一部を改正する条例」と議案第147号「教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例」は、来月1日施行の地方教育行政の組織及び運営に関する法律に関する議案であります。 昨年改悪された地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第1の問題は、首長が国の方針をもとに教育大綱を決定し、教育委員会を従属させる点であります。この大綱は、政府の教育振興基本計画の基本的な方針を参酌してつくることが求められています。要するに、国の方針をもとに首長が大綱を決め、その大綱を教育委員会に具体化させようというものであります。 第2の問題点は、教育委員長をなくし、首長任命の教育長が教育委員会のトップになる点であります。これでは、教育委員会の独立性は大きく損なわれ、首長と教育長に強く支配されることになります。教育委員会の独立性を奪って、何を政府は狙っているんでしょうか。 第一の狙いは、安倍首相は戦後教育を敵し、日本の教育を侵略戦争美化の安倍流愛国心で塗りかえようとしていることであります。歴史逆行の特異な教科書を教育委員会に最もふさわしいと賛美し、全国の小・中学校で使わせようとしております。しかし、教育委員会の多くは安倍氏らが賛美する教科書を採択をしていませんでした。そのために、教育委員会を弱体化させ、国と首長の政治的圧力で歴史に逆行の教科書を採択する狙いがあります。要するに、戦争する国づくりに教育を利用しようというのが本当の狙いであります。 第2の狙いは、異常な競争主義を教育に持ち込むことであります。全国学力テストの平均点を学校ごとに公表させようとしております。多くの教育委員会は、点数がひとり歩きすると学校での教育はゆがむ、平均点公表、競争のエスカレートには慎重であります。こうして教育委員会の権限を弱め、国と首長の政治的圧力によって全国学力テストに基づく競争の体制を本格的につくろうとするのが、その狙いであります。要するに、侵略戦争美化の愛国心教育と異常な競争主義の押しつけをやるために、教育委員会を国と首長の支配下に置くことが最大の狙いであります。教育の政治支配を許してはなりません。 次に、議案第95号「平成27年度津山市
一般会計予算」についてでありますけれども、予算の中の教育費の賃金の中にある1,400万円は、35人学級編制のための予算であります。ここ数カ月間のことではありますけれども、財務省は35人学級の有効性を否定をし40人学級に戻そうとする動きがあり、教育関係者や保護者の皆さんが大変危惧をされておりました。しかし、多くの国民の世論、運動を前に、財務省は40人学級に戻す要求は通りませんでした。35人学級の有効性について、例えば早くから少人数学級を実施している県では、基礎的な学力はついてくる上に、通塾率が全国に比べて低く抑えられております。また、いじめの件数、保健室利用の減少、読書量の増加などが明らかになっております。 外国では、25人から30人学級が当たり前になっております。先月2月23日の衆議院予算委員会で、35人学級実現に向けて努力したいと国としての姿勢を明確にしました。私は、県の加配教員を活用して35人学級を実現するよう求めてまいりました。津山市では27年度、来年度も、全ての学校で35人学級を継続するということに賛同します。さらに、30人学級実現に向けて一層の努力を求めます。 以上で議案第128号、議案第147号に反対を申し上げ、討論を終わります。 ここで御挨拶を申し上げます。 私は、昭和58年の選挙で初めて議席を与えられてからはや32年が過ぎました。私は、今議会をもって議員生活の幕を閉じさせていただくことになりました。今いろんなことが頭をよぎっております。長きにわたって市長を初め職員の方、議員の皆さん、市民の皆さん、私を支えてくださった方々に心より御礼を申し上げます。 津山は、今重大な局面と対峙していると思います。市民と政治が力を合わせこの難局を打開し、津山の将来を担う若い人や子供たちが津山で働き、暮らしやすく活力と魅力のあるまちづくりが求められていると思います。これからは、私も一市民として市政発展にできる限り協力してまいりたいと思っております。 皆さん、長い間大変お世話になりました。心から感謝を申し上げ、お別れの御挨拶とさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。〔降壇〕(拍手)
○議長(川端恵美子君) 以上で27番、久永良一議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 28番、末永弘之議員、登壇。
◆28番(末永弘之君) 〔登壇〕 ただいまの委員長報告に対しまして、日本共産党市会議員団を代表し、久永良一議員に追加しての賛成、反対討論を行います。 まず、財政全体のあり方についてですが、消費税の値上げに対する課題。 3%の値上げで、国民には8兆円もの空前の大増税を押しつけています。地方自治体もその影響を受け、平成27年度津山市一般会計当初予算では、歳入で地方消費税交付金を13億円、前年度より1億3,000万円増、平成27年度当初予算での歳出における消費税率引き上げ5%から8%の影響は3億3,000万円です。市民の暮らしを直撃する消費税の値上げをそのまんま組み入れるあり方はいかがものかと指摘しておきます。 そして、確かに今年度末から始まった地方再生の予算を津山市にとって有効に活用する努力は必要ですが、国の言うことを聞かない自治体はお金も事業も出さないという大政翼賛会の世界が裏にあります。強権国家権力のあり方に無意識に引き込まれているという戦略が消費税増税、社会保障費の国庫負担金削減、輸入自由化、戦争への道づくりにつながるという危惧があることくらいを考えてください。要するに、今、安倍のおじさんの言うがままに動くと、いつか来た戦争への道をという危険性があるということを考えてくださいということです。そうした課題を念頭に置いて、やむを得ない措置だと批判的に臨む姿勢が大切ですと、予算を組み立てる心構えのあり方をまず申しておきます。 今議会で反対する議案は、議案第95号「27年度
一般会計予算」、議案第106号を含めて土地開発公社の清算のあり方、苫田ダムを水源とする岡山県広域水道企業団との関係する予算、議案第113号「水道事業会計」を含めて、まず3つの議案に関係する意見です。 苫田ダム関係予算、苫田ダム水源地域振興事業負担金136万2,000円、公営企業費、岡山県広域水道企業団運営負費等担金747万8,000円、岡山県広域水道企業団出資金2,537万6,000円、水道事業会計の中にあります受水費4億364万1,000円、水の総係費負担金のうち420万6,000円には賛成できません。 そもそものところで、何で苫田ダムなのかといえば、あるとき偉い人が車に乗って、あの道路を通過するときにここの谷間はダムをつくれば安くつく、この旨ひとり言を言ったのがスタートになっているからです。水の需要がどうとか、県南の工業地帯とか、津山市の水がどうなのかなど、ダムの必要性などは後からつけ加えた理屈でしかありません。それが証拠に、昭和61年4月時点の水利用計画では、平成7年には津山市は4,600トンの水が足らなくなるからと苫田ダム必要論を説いたわけです。実際には、平成7年時点の1人当たりの給水量は576リットル、計画されたときは600リットルでしたから1人当たりの数値は変わりませんが、水全体の利用の結果は8,067トンも水が余っているわけです。今でもダムに頼らないといけないということは、間違っていると言わなきゃいけません。水は余っとるわけです。 思い出しますが、私が議長時代、岡山県吉井川広域水道企業団と称していた時代に、長野知事に津山は水は余っている、苫田ダムの水は要らない、国と県がつくって水を末端自治体に売るということはやめるべきだ、県の責任で解決してほしいとの旨を述べ、知事ににらまれた記憶がよみがえってきます。本当に悪代官でした。無駄な水利用計画でした。そのなれの果てに苫田ダムの総工事費として2,034億円もの税金が使われたわけです。これらに関係する予算には反対です。 次に、土地開発公社清算に関する予算。
一般会計予算とも関係し、議案第106号「土地開発公社清算事業特別会計」にも反対です。 過去の大型開発事業のなれの果て。流通センターのあり方は、今までに何回か述べたことがありますが、初期の段階で民間宅建業者と一部議員と当局が結託して共同開発方針が持ち込まれての計画でした。私が土地開発公社の理事になり、公拡法と民間宅建業者との癒着ぶりを整理させてもらい、5億円の損害を食いとめました。 さらに、開発を進めるのならば175億円の工事費全てでなく、契約をできた面積に準じて造成する方針を提案しました。そして、塩漬け土地になって土地開発公社の借金の金利のみ支払うという財政負担がふえ、解決の見通しが立たないときには、一般会計における年間の黒字部分の半額程度を土地開発公社の整理に使うことをもう20年近く提案していますが、いずれも実施するという措置は行われないまま今日まで来ました。その結果として、土地開発公社としての金利だけがかさむという最悪の事態は避けられてきましたが、市民が税金という名で全額負担を伴う開発公社清算金が生まれたわけです。 そうした原因をつくった政治家の罪は重い。当時の理事と議決した議員の責任をとらすべきです。紹介したように具体的な解決策を提案しても、おまえの言うことは正しい、間違っていないがええ方法だと思う、しかし今になって共産党の末永についていくわけにはいかん、そのことは知ってくれとまで言われていました。まさにここまで来ますと、反共の社会風土が現在の財政難をつくった政治の分野の責任とでも言える歴史秘話ヒストリアです。 こうした時代の流れをくんでいるわけで、流通センター、ごみ処理施設建設利用地として購入した土地の後始末などは、土地開発公社から津山市の名義に変えたからそれでよしにはなりません。やはり原因者の責任を問うべきです。そんな予算を一度だけでも組んでみてくださいとお願いし、それらの措置に予算措置がない一般会計当初予算、開発公社の4億1,037万6,000円、土地開発公社清算事業費特別会計、第三セクター等改革推進債償還金4億4,099万4,000円に反対です。 日本原の自衛隊基地周辺整備事業のあり方、予算額1億4,917万6,000円ですが、演習場対策費840万7,000円、演習場周辺民生安定施設整備事業費9,776万9,000円、特定防衛施設周辺整備事業費4,300万円などが主なものですが、周辺整備事業は反対とか不必要だとか申していませんが、計画性が必要だとまず申しておきます。 さらに、住民の対策協議会は必要な組織であることを前提として、全市的な視点で見直しが必要だと指摘しておきます。例えば、米軍の低空飛行被害なども基地対策としては絶対に見逃してはいけない住民被害です。これらが無視される対策協ではいけないと思います。そして、広い意味で事業のみを追求していく対策協でなくて、基地被害から住民の財産、命を守る組織へと変化を期待します。 さらに、地元対策協議会から議員を外すことは、旧津山市は行政委員、審議委員会から議員の利得、役得、利権など選挙の集票に使われるという危険性を排除するために、議員をゼロにしています。合併10年、幾つかあります。合併地域の行政委員、審議委員のあり方を見直して、議員を切ること。対策協をなくせというのではありません。これも勘違いしないでください。その委員としての議員は不必要、要らないと言っているだけですから誤解のないようにお願いします。議員が必要ならば、議会の中に特別委員会を設置すればそれでよし。さも何もかも反対というようなことを言われるのはお門違い。迷惑千万。まさにエゴでしかないと申しておきます。 さらに、見逃せないのは、国からお金をもらうために危険な訓練でも行うように陳情するという姿勢です。断じて許してはいけません。まさに監査請求に値する課題です。オンブズマンの出番です。何のために年に3回も陳情が必要なのか。そこに特定議員への利権の疑惑が生まれていると言わなくてはなりません。 花火大会については、地元の住民、商店が出店の世話をするという体制づくり、ふるさと祭り実行委員会が全ての段取りをする出店、模擬店、露店、もちろんその中に何割かは専門の露天商も入るということは当然のことです。年間260万円の税金が、特定の議員の票集め、利権に結びつけるような行為は絶対に容認できないことです。 津山市東部衛生組合の負担金として、平成27年度津山市当初予算負担金4,651万円、弁護士費用や出張旅費等の敦賀市裁判に係る費用370万円、うち津山市負担金は118万円です。そもそものところで、焼却残渣を運搬、捨ててもらう契約をした相手のキンキクリーン株式会社は暴力団絡みの会社でありながら、仲介人の存在があるにもかかわらず契約相手の内容を調査しないで契約したという間違いさがほぼ明らかになってきました。その責任の所在を明らかにし、裁判費用、そして敗訴すると仮定したら財源のあり方などを明確にしてほしいと思います。 農業委員会費2,799万円などについてですが、旧勝北町の優良農地への指導とあり方も疑問です。あえて予算に反対はしませんが、農業委員会に頑張ってきっちりとした農地回復、強い姿勢での指導をしてほしいという意味では大いに賛成ですが、農業委員会は県、市と連携し、しっかりと指導していただきたいと思います。 そして、議案第98号「国民健康保険特別会計」126億2,979万9,000円、議案第103号「介護保険特別会計」101億8,349万8,000円、議案第105号「後期高齢者医療特別会計」12億4,196万9,000円の3つの議案については従来から主張しています、安倍内閣、自民党、公明党の合作、弱い者いじめの社会保障切り捨て政治に反対です。そうした国の政治の関係と、市としての低所得者対策がないとする考え方にも反対です。 議案第132号「
介護保険条例の一部を改正する条例」については、保険料の値上げということであり、反対です。 教育関係ですが、先ほど久永議員も申していました。議案第128号、議案第147号について反対です。また、当初予算にあります給食センターに関係する予算、給食センター費5億1,555万円ですが、建設費関係は終わり、運営管理に関する予算になってきていますが、単独学校方式がよいとセンター化には反対してきました。大型になった給食のあり方には反対と申しておきます。 そして、教育の右傾化。行政が教育にくちばしを入れて大政翼賛会、安倍は報道の自由にまでとうとう手を出してきました。いつか来た戦争の道へまっしぐらです。怖いです。首長部局がいろんな理由をつけていますが、教育の自由な研究と民主的な思考力、あり方を変える権限を持つ教育長を任命する。むちゃな政治の始まりには気をつけてください。宮地市長がどうかとか、田村教育長がどうかではありません。まさに国家総動員体制の中にがっぷりとつかってはいけない、こう申しておきます。 市長ら報酬の改正条例が後で提案されるようですが、反対してしまうともとの条例に戻るという皮肉な条例改定となっております。現状のままでもよいという意見もある、このことだけを指摘してあえて反対はしないと申しておきます。 さて、ここから過去の経過を振り返りながら賛成討論ということに入っていきます。 アルネと新クリーンセンター予算です。 今まで、反対という論を張ってきました。 まず、アルネビルに関係して、議案第95号「平成27年度
一般会計予算」のうち商業基盤施設整備事業補助金1億4,379万9,000円など合計3億39万3,000円について賛成します。少し長くなりますが、経過を述べさせてもらいます。 皆さんには、私末永は反対のスペシャリストのように思われている節もありますが、誤解があります。私はもともと反対ではなかったんです。昭和58年に組織された商業近代化津山地域部会には当時、建設委員会副委員長として参加しました。苅田與さんが商工会議所の会頭、中尾さんと浮田さんが副会頭の時代です。その人たちと再開発のあり方を論議して国の補助基準、津山市の定められた補助金の範囲内で再開発をするという方向を提案し、その方向性を決定事項として賛成の立場だったんです。ところが、途中から話が大きく変わってきたわけです。津山市の再開発にとって不幸が始まるわけです。 まず、議会や市民に事業費のあり方が見えなくなってしまいました。反対者が約半数の事態、反対者の総決起集会に市議会議長として招かれたこともあり、地権者が賛成する限りにおいては再開発はできるが、反対者がおる限りできない、させてはならないと訴えたことを今思い出します。そして結果として、反対者を口説く手法として膨大な闇のお金が使われ、70億円の不正流用事件へと発展したわけです。ここまで来ますと、私だけでなく議会の約半数が反対という立場に立ってきたわけです。 もう一つは、保留床をたくさんつくって、大手の百貨店などに売って利益を上げるという妙な手口が使われ、あげくの果てに保留床を図書館などの行政にも売る方式となって新しい手口の公金投入が始まるなど、湯水のごとき税投入路線へと突っ走っていったわけです。そんな経過の中、どうしてもアルネビルは建設するという段階になってきて、土地を2分の1に分けてそれまでに必要とした金額で半分を市が購入してしまいなさい、商業ビルと分離して図書館など公共施設を建てる方式を提案したのは、最後の私の妥協の産物としての提案でした。その提案のときは、将来を考えればそれが一番と陰では言われましたが、情けないかな、共産党の提案には乗れないとなってしまい、今のような商業と公共が入りまじったビルとなり、商業が
倒産しても行政が丸抱えで管理していかなかったら、図書館や文化ホールの建物が保たれないという妙なことをつくったわけです。 この経過には厳しく批判し、予算にも反対してきましたが、特にリコールの源になってきた第3次アルネ再建計画や立ち退き補償料や定款にない貸付金を当たり前として行い、支払いさえしないという不正流用事件でした。そして、その整理金としての市税で床と駐車場を購入するという方式が生まれ、その経費の起債償還は元金が63億9,710万円、利子の9億1,621万7,537円を入れて市税の投入総額、不正流用解決で73億1,331万7,537円。すごい税金がここに使われて、やっと償還が終わろうとしているわけです。 そして、当時の議論であった不正流用事件解決へ向かう市税真水論6億8,000万円と試算されていましたが、県支出金20億円が前市長によって断念させられて、結果として3億8,000万円の増加となって、市の実質負担、いわゆる真水は10億6,000万円となったという苦い経験も体験しました。しかし現在は、津山地域振興開発株式会社取得負担金、津山市地域振興開発株式会社出資については、平成26年度で終了してしまいました。そのことも今回、賛成する一つのきっかけになったと考えてください。 次の大きな課題、新クリーンセンター建設事業です。 津山圏域資源循環施設組合へ津山市の負担金、平成27年度予算6億2,000万円が予算化され、組合ではそのうち施設建設費に4億2,959万2,000円を充当する予算が議決されていますが、この新クリーンセンター建設についての若干の経過を振り返ってみますと、領家地区をめぐる問題も当初、反対者はいないという当局の説明の中で、本当なんですよ、皆さん。領家の反対者はいないという前提の中で、当初の予算には賛成をしたんです。領家の反対者に呼ばれ、私は賛成しているということを明確に述べて、反対の人の言われることは必ず調査する、調査しておかしかったらとことん追求して物事を正すと約束をしてきました。そして、当局者にその旨を伝えて本当に大丈夫かと念を押したら、大丈夫ですと私に説明してきたんです。 ここが運命の分かれ目。大丈夫じゃなかったんです。 さらに、鏡野町下原地域が、地域を挙げて反対ののろしを上げていることを領家での話し合いが始まった直後に知りました。ところが、おかしなことです。当時市民派と言われた津山市の女性市会議員から反対の声は行政に届けてみるが、日本共産党の議員だけには相談をするなと指導が行われ、それを鏡野町の住民は素直に実践したということが後でわかってきました。結果、私自身が領家の反対者と鏡野町側の反対者との輪を結びつけるという役割を果たしたところです。このときから反対という立場が生まれました。 そして、余りにも強引な前市長桑山さんの手法に行き当たり、毎議会、本議会での激しいやりとりを行い、議事を何回とめたんでしょうか。休憩をして時間を延長しての論議があり、調査特別委員会までできたという経過です。そして、新しく宮地市長への登場と舞台は大きく動きました。桑山政治の検証を行い、その間違いさを数点明らかにし、建設予定地が購入されているという動かしがたい現実政治の中で、反対住民との意見を取り入れた実施へとかじが大きく切りかわってきました。 検証結果を公表したのが、平成22年10月6日でした。検証の結果を踏まえて、領家地区の土地を取得している現状から、どうしても領家でやらざるを得ないと宮地さんが決意するとき、住民の会との話し合いが平成23年8月26日に行われ、施設の規模、施設配置計画の見直しを行い、公募申請書、覚書、土壌調査などの課題は事業を進めながら解決していくとし、領家で事業を行うことに理解を求めましたが、課題が解決していないのに事業を進めることは納得できないなどと、話し合いが決裂した苦い味も味わいました。こうした事態の中で、間に入っての苦労は並大抵ではありませんでしたが、それでも反対ののろしは下げないが、工事にかかることでのブルの前に座り込むなどの強硬手段はとらない、話し合いで可能な限り改善するという対話路線をつくり出し、この経過を思い出しながら平成27年度からの施設運営費、管理費などの約2億2,000万円でしょうか、その負担金の扱いには賛成するということです。 アルネもクリーンも住民訴訟が終わったという現実政治もあります。私が歩んだ現実政治をよくしたいとの願いの一こまの紹介になりますが、裁判の判決が出てからでなく、判決が出る前に双方がどんな結論が出ても上告をしない、この対話路線を求め続けました。それは箱物の事業推進をとめる住民訴訟の原点のあり方だからです。裁判を続けても箱物建設事業はとめることはできないという厳しい現実が目の前にあるからです。歴史秘話です。判決が出る前に、勝っても負けても裁判は上告しない、終わると約束するという方向性を明らかに当事者の中でしておく、こういう立場が私にはあるからです。そして、裁判は住民の側の敗訴という形で2つとも終わりました。しかし、この裁判を含めて、反対運動が世の中に残した課題、訴えた幾つかの問題は指摘をした、らせん状の発展です。多くの教訓を残した価値はあったと私は思っております。 その結果として、主に施設の管理、運営費が主な予算に変わってきたわけです。 アルネビルでは平成27年度予算の中にあります、街づくり会社の関係で地域交流施設管理委託料2,976万5,000円、アルネ津山の管理組合の関係で4,082万1,000円、そして図書館駐車場使用料など1,500万円、ベルフォーレと展示場管理委託料5,312万5,000円などです。新クリーンセンターでは、組合の平成27年度予算にある、運営費2億1,997万9,000円、これらに対する負担金の予算措置は、誰が市長になっても必要なものとなります。そうした負担金の予算は、現実政治として認めざるを得ないということです。もっとも、アルネビルの運営は今後かなり厳しさが見え隠れしていると指摘はしておきます。 最後の最後です。もう、この壇上に立ってしゃべることはありません。戻ってくることはできません。 私は、予算の審議の中でも決算の審査でも、予算で収支の数字が合っているからとか、我が町内の道路改良が予算化されているからとか、監査が見たからよいとかという単純な予算決算の審議ではなくって、予算化されたものがどう使われるのか、使われたのか、そして使われた税が本当に市民生活に役立っているのかどうか、政治をゆがめたり、政治を堕落させたり、行政側や市会議員側の利得、利権がらみになっていないかなどを真正面から問いかけてきたと思っております。 私も年が大きくなりました。体力維持が困難です。生意気なようですが、惜しまれているうちが華かなとも思います。私が1票投じた人が市長の座に座っているこの瞬間です。そんなことはもうあり得ない経験です。よくぞあのとき、勝ってくれた。何回も思い、言います。本当に桑山さんに勝ててよかった。そうしみじみと思います。今、その人が市長におる。そのときがある意味では潮時ではないかとも思います。 私の議員生活では、議長という議員としては最高の魅力ある餌をいただきました。このことなどを含めて、さまざまな44年間誘惑の手を差し伸べられました。さらに、町内会や運動団体も分裂という嫌な味も知りました。いろんなおどしや圧力もありました。しかし、いかなる事態の中でも、どんなときでも私は歯を食いしばって、後ろ指をさされる議員であってはならない、子供や孫たちに仲間たちや広い意味の市民の方々の期待を裏切ってはならない、行政マンの良心の目に応えなくてはいけない、肝に銘じてひたすら政治の大道を真っ当に生きてきたと、今振り返ってみて、取り柄といえばまさに頑固にがむしゃらに、その道を歩み続けてきたということだけです。この道を歩ませていただいた自分自身、誰よりも誇りを持っていることだと思っております。そして、今市会議員としての44年の役目を終えようとしております。 市民の皆さん、仲間の皆さん、後援会の皆さん、行政の皆さん、本当にありがとうございました。重ねてお礼を申し上げ、津山市の未来が限りないものであるよう祈りながら、我が人生最後の賛成、反対討論を終わります。ありがとうございました。〔降壇〕(拍手)
○議長(川端恵美子君) 以上で28番、末永弘之議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより採決に移ります。 議会運営委員会での申し合わせにより、まず一括上程議案等のうち9議案を分離して議案ごとに起立により採決を行い、最後に分離した9議案以外の一括上程議案51件を一括して起立により採決を行います。 まず、議案第95号「平成27年度津山市
一般会計予算」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第95号「平成27年度津山市
一般会計予算」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第98号「平成27年度津山市
国民健康保険特別会計予算」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第98号「平成27年度津山市
国民健康保険特別会計予算」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第103号「平成27年度津山市
介護保険特別会計予算」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第103号「平成27年度津山市
介護保険特別会計予算」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第105号「平成27年度津山市
後期高齢者医療特別会計予算」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第105号「平成27年度津山市
後期高齢者医療特別会計予算」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第106号「平成27年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計予算」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第106号「平成27年度津山市
土地開発公社清算事業特別会計予算」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第113号「平成27年度津山市
水道事業会計予算」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第113号「平成27年度津山市
水道事業会計予算」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第128号「津山市
職員定数条例等の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第128号「津山市
職員定数条例等の一部を改正する条例」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第132号「津山市
介護保険条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第132号「津山市
介護保険条例の一部を改正する条例」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第147号「教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第147号「教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例」は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第96号「平成27年度津山市磯野計
記念奨学金特別会計予算」並びに議案第97号「平成27年度津山市
食肉処理センター特別会計予算」及び議案第99号「平成27年度津山市
公共用地取得事業特別会計予算」から議案第102号「平成27年度津山市
奨学金特別会計予算」及び議案第104号「平成27年度津山市
簡易水道事業特別会計予算」及び議案第107号「平成27年度津山市吉見山財産区会計予算」から議案第112号「平成27年度津山市河辺財産区会計予算」及び議案第114号「平成27年度津山市
工業用水道事業会計予算」から議案第127号「津山市行政手続条例の一部を改正する条例」及び議案第129号「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例等の一部を改正する条例」から議案第131号「津山市
養護老人ホーム条例の一部を改正する条例」及び議案第133号「津山市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」から議案第146号「津山市の基金の処分の特例に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第148号「津山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」から議案第154号「津山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」までの議案51件について、一括して起立により採決をいたします。 これらの議案51件につきましては原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 起立全員であります。 よって議案51件につきましては、原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願につきまして、今議会提出の請願第8号を起立により採決をいたします。 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 起立全員であります。 よって請願第8号は継続審査と決しました。
△日程第6 議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例」
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第6に入り、議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕 それでは、ただいま上程をされました議案につきまして御説明を申し上げます。 議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例」につきましては、特別職の給与等を減額するため昨年に引き続き提案させていただくものでございます。私、市長につきましては給料月額及び期末勤勉手当の15%を、副市長、教育長及び特別理事につきましては、給料月額及び期末勤勉手当の10%を、本年4月から1年間減額するものでございます。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 これより本案に対する質疑、討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 7番、安東伸昭議員、登壇。
◆7番(安東伸昭君) 〔登壇〕 議長の発言許可がありましたので、7番、安東伸昭、議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例の一部を改正する条例」に反対の立場から討論をいたします。 これまで宮地市長は市長就任以来、給与については毎年条例規定の月額98万円を30%減額して、月額68万6,000円でこられました。この給与額は、岡山県下15市町の中で3番目に低い給与であります。ちなみに、副市長は月額66万3,000円で、15市町中、同じく下から3番目に当たります。 私は、昨年、26年3月議会で本件に関する議案に対して市長の政策的判断はあるものの、条例で規定されている給与額は大きく変えるべきではないという考えから、反対をいたしました。本議会での議案第155号では、市長は15%、副市長は10%減額する内容ですが、この考えは現在でも変わりません。変えるのであれば、第三者機関となる特別職報酬等審議会の審議結果を受けて判断すべきと考えております。ちなみに、現在の条例規定の月額98万円は、今から19年前の平成8年4月1日より施行された金額となっています。 私は、条例は守るべきものだと考えます。このことから議案第155号に対しては反対をいたします。 あわせてですが、この後、日程第7で予定されている議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」についても、同様の理由から反対とさせていただきます。 以上です。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 以上で7番、安東伸昭議員の討論を終わります。 次の討論を許可いたします。 8番、中島完一議員、登壇。
◆8番(中島完一君) 〔登壇〕 初めにお断りしておきますが、ただいま上程されました議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例」と、日程第7で上程される予定の議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」の2つの議案は、相互に関連がありますので、一括して反対の立場で討論させていただきます。 市長は選挙公約として、自身の給与の30%並びに退職手当の50%を減額するということを約束され、昨年の3月議会において議案提出され、賛成多数で可決されました。昨年の3月議会本会議でも指摘いたしましたとおり、津山市の財政は113億5,400万円の第三セクター等改革推進債を活用して開発公社の解散整理をするなど、決して余裕のある状況ではなく、借金を次世代に先送りしたその責任は、市長の給与を30%減額したぐらいで果たしたと言えるものではありません。 市民目線を強調される宮地市長であるならば、私は市長みずからの給与の減額などすることなく、中央に対してネットワークを構築する中でトップセールスをし、情報収集に努め、粉骨砕身の努力を払って市長の職を全うすることこそが、市長としてのとる行動ではないかと考えております。 昨年の3月議会で市長の公約である、自身の給与30%減額、また退職手当の50%の減額に反対した経緯から、今回の議案である御自身の給与15%削減と退職手当25%に減額された理由も曖昧で理解できないため、我が津山誠心会議としては、議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例」及び議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」に反対し、今後さらに市民理解の得られる政策が実現されることを強く念願するものであります。 以上、両議案に対する反対討論といたします。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 以上で8番、中島完一議員の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第155号「津山市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例」は原案のとおり可決することに決しました。
△日程第7 議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第7に入り、議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕 それでは、ただいま上程されました議案につきまして御説明を申し上げます。 議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、本年4月から適用する退職手当の額について、私、市長は25%を、副市長、教育長及び特別理事につきましては10%をそれぞれ減額するため、条例中の規定について所要の整備を行うものでございます。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 質疑、討論の申し出がございませんので、これより議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(川端恵美子君) 御着席ください。 起立多数であります。 よって議案第156号「津山市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例」は原案のとおり可決することに決しました。
△日程第8 議案第157号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第8に入り、議案第157号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第157号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」につきまして御説明を申し上げます。
固定資産評価審査委員会委員の委員6名のうち、田中千江氏、佐藤享史氏及び竹内伸典氏の任期が本年3月末で満了となりますため、新たに市内院庄の岸川洋一氏、市内田町の正影朋義氏及び市内山北の吉田誠五氏をそれぞれ選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により議会の御同意をお願いするものでございます。 岸川氏は、長年にわたり市職員としてお勤めになり、平成24年御退職をされておられます。正影氏は岡山県土地家屋調査士会に所属する土地家屋調査士として、また吉田氏は中国税理士会津山支部所属の税理士としてそれぞれ御活躍されておられます。 いずれの方々も、人格、識見ともに高く、公正かつ的確な判断が求められる
固定資産評価審査委員会委員として適任であると確信いたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申し合わせにより、質疑、討論を省略し、お諮りをいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって議案第157号「
固定資産評価審査委員会委員の選任について」は原案のとおり同意することに決しました。
△日程第9 諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」
○議長(川端恵美子君) 次に、日程第9に入り、諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本案は本日提出され、お手元に配付のとおりであります。 この際、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇。
◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕 ただいま上程されました諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」につきまして御説明を申し上げます。 津山市推薦の人権擁護委員15名のうち、田渕修子氏の任期が満了となりますため、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の御意見をお伺いするものでございます。 田渕氏は、長年にわたり岡山県内の小学校、養護学校で教鞭をとられ、人権教育に深くかかわっておられました。また、平成25年4月からは美作大学非常勤講師として御活躍でございます。人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じておられ、人権擁護に対する理解も深く、人権擁護委員としてふさわしい方であると、このように確信をいたしております。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 提案理由の説明はただいまお聞きのとおりであります。 この際、お諮りをいたします。 本案は人事案件であり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員会付託を省略し、本会議において審議することに決しました。 議会運営委員会での申し合わせにより、質疑、討論を省略し、お諮りをいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川端恵美子君) 御異議なしと認めます。 よって諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」は原案のとおり同意し、御異議のない旨を答申することに決しました。 以上で津山市議会3月定例会の議事は全て終了いたしました。 この際、市長から御挨拶があります。 市長、登壇。
◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕 3月定例市議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、23日間の長きにわたりまして終始御熱心に御審議を賜り、御提案申し上げました諸議案等につきまして御決定を賜りましたこと、心から厚くお礼を申し上げるものでございます。 今議会審議の過程におきまして皆様から頂戴をいたしました御意見や御提言等を十分に尊重いたしまして、今後の市政の推進に努めてまいりたいと存じます。 さて、今議会におきましては冒頭私の施政方針をお示しさせていただき、第5次総合計画の策定、地方創生など市政運営における重点施策につきまして御質問、御提言を数多く頂戴をいたしたところでございます。地方におきましては、人口減少、超高齢社会など構造的な課題を抱えておりまして、また本市の財政状況も一層厳しさを増してきておりますが、ピンチをチャンスと捉え、総合計画や総合戦略で位置づける各種施策に全力で取り組んでまいりたいと、このように考えておるところでございます。そして、今後におきましても市民の皆様方がこの町に暮らしてよかったと実感できる笑顔あふれるふるさと津山の実現を目指しまして、市政運営の先頭に立ち邁進してまいる所存でございます。 ところで、今議会は議員の皆様方におかれましては、任期最後の定例会となったわけでございます。とりわけ今議会を最後に私がお聞きをしている御勇退なされます議員の方々に、一言お礼を申し上げたいと存じます。 50音順に申し上げますと、まず川端恵美子議長におかれましては、平成3年の初当選以来連続6期24年の長きにわたりまして御活躍をされ、その間監査委員、副議長、議長などの要職を歴任されました。特に将来を見据えたまちづくりに対する熱い思いのもと、市政全般にわたり多大な御貢献をいただいたところでございます。 次に、末永弘之議員におかれましては、昭和46年の初当選以来、連続11期44年の長きにわたりまして御活躍をされました。その間議長、再開発事業に関する調査特別委員会委員長、ごみ処理施設建設に関する調査特別委員会委員長などの要職を歴任され、確固たる政治信念のもとに本市の重要課題に対しまして貴重な御提言をいただきました。また、広報調査特別委員会委員長として議会からの情報発信にも努められ、開かれた議会づくりに御尽力をされたところでございます。 次に、田口慎一郎議員におかれましては、平成19年の初当選以来、2期にわたり議員として御活躍をされ、その間
総務文教委員会副委員長、津山広域事務組合議会議長などの要職を歴任されました。民間企業で培われました鋭い経営感覚と行動力のもとに、行財政改革や地域づくりに意を注がれ、多大な御貢献をいただきました。 次に、久永良一議員におかれましては、昭和58年の初当選以来、連続8期32年の長きにわたりまして議員として御活躍をされ、その間厚生委員会副委員長、産業委員会副委員長、
建設水道委員会委員長などの要職を歴任されました。歴史的資産を生かした観光振興、学校教育の改革、また林業振興による新たな視点での地域経済再生への取り組みなど幅広い分野において御尽力をなされました。 最後に、山田誠議員におかれましては、旧久米町議、旧久米町助役を経て平成23年初当選されました。特に津山市との合併時は、助役として大きく御貢献いただいたところでございます。津山市議会におかれましても、これまでの豊富な御経験をもとに子育て支援などの福祉の充実、農業振興などの分野において貴重な御提言をいただくなど多大な御貢献をいただきました。 いずれの方々も個性と情熱に満ちあふれ、高い御見識と御経歴のもとに重要な役割を果たしてこられ、津山市政の発展のために多大な御貢献をいただきました。市民を代表いたしまして、心からの敬意と感謝を申し上げる次第でございます。御勇退後も健康には十分留意されまして、また新たな立場での御活躍を御祈念申し上げますとともに、市政に対しましても変わりませぬ御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 また、残る23名の議員の皆様方におかれましては、来るべき統一地方選挙に向けてお忙しく準備を進められておることと存じます。重要課題山積の時期に津山市政発展のため多大なる御貢献をいただきましたことに改めて感謝を申し上げますとともに、私が就任いたしましてから頂戴をいたしました御指導、御協力に対しましても心からお礼を申し上げるものでございます。今後の議員各位の限りない発展と御健勝をお祈り申し上げまして、今議会の閉会に当たりましてのお礼の御挨拶とさせていただきたいと思います。大変ありがとうございました。〔降壇〕
○議長(川端恵美子君) 平成27年3月
津山市議会定例会の閉会に当たり、私からも一言御挨拶を申し上げます。 今市議会は、3月2日の開会以来、本日まで23日間にわたり平成27年度予算案を初め68件に及ぶ重要案件を審議する重要な議会で、議員の皆様におかれましては、時節柄何かと御多忙中にもかかわらず、終始御熱心に審議を賜り、平成27年度予算を初めとする全ての議案の成立を見ましたこと、議長として厚く御礼を申し上げます。また、会議を通じて議事運営に御協力を賜りましたこと、重ねて御礼を申し上げます。 私どもの今任期の最後を飾る、まことに意義深い3月定例会でありました。審議に当たりましては、真剣かつ熱意あふれる御論議を賜り、当局におかれましても誠意を尽くした答弁がなされ、それぞれ適切な御決定により、全議案を議了することができました。ここに今期4年間における議員各位を初め当局の御努力に対し、深く感謝を申し上げます。当局におかれましては、新年度予算を初め、成立した各議案につきまして審議の過程において、議員各位からの意見並びに要望を十分に尊重していただき、執行に当たっては市政の発展と市民の幸せのため、適切な運用がなされますよう一層の御努力をお願い申し上げます。 さて、議場において皆様と顔を合わせることは本日をもって最後になるものと思いますが、私が議長を務めさせていただいた2年間を含め、これまでの4年間、津山市議会の運営が滞りなく円満に本日までできましたことを皆様とともに喜びたいと思います。 4月の市議会議員選挙に立候補を予定されておられる議員の皆様におかれましては、全員が御健闘をいただきまして、見事当選の栄誉をかち取られ、再び本会議場に全員が顔を合わせ、市政発展と市民福祉の向上のためにさらなる御活躍いただきますことを心からお祈り申し上げます。 また、今季限りで勇退される議員並びに職員の皆様におかれましては、これまでの忘れられない貴重な経験と長年にわたる並々ならぬ御奮闘、そして御努力と研さんを重ねてこられました御功労に心からの感謝を申し上げる次第でございます。それぞれ一市民として今後とも市政発展、地域発展、次世代の人材育成のため、その能力を生かしていただき、そして御健康には十二分御留意され多方面にわたり御活躍をされるなど、充実した人生を過ごされますことを念願いたしております。 最後に、
津山市議会議員として6期24年を務め、今期限りで退任するに当たり、私から一言御挨拶を本席において申し上げさせていただきます。 昭和4年の津山市市制施行以来、ことしで86年を経ることになりますが、平成25年5月の臨時議会において第48代の議長として推挙され、皆様方の御支援、御理解をいただきまして、微力ではございましたが、その重責を一生懸命に果たしてまいりました。皆様方の御厚情に対しましてお礼を申し上げますとともに、至らなかった点につきましてもお許しをいただきたいと存じます。 先日は津山市の合併10周年記念式典も無事に終えることができましたが、私ども市議会は合併以来、常に議会のあり方について見直しを重ね、市民の目線を大切に開かれた議会であるために今日まで力を注いでまいりました。中でも、これまでの津山市政において、初めての女性議長として緊張の日々でありましたが、議会活性化調査特別委員会の皆様の熱心な委員会活動と議員の皆様の総意をいただいて、
津山市議会議員の倫理に関する条例を制定することができました。 また、議員全員が各地域に出かける議会報告会を行い、市民の皆様の御意見を直接お聞きするなどの議会改革の取り組みができましたことは、開かれた議会としての一歩前進となり、ともに大きな充実を感じております。 また、議長としての公務の中で特に思い出されますことは、全国市議会議長会会長の呼びかけで全国818団体のうちの14人の女性議長と安倍晋三内閣総理大臣を初めとする政府関係者との面談に参加させていただき、意見交換を行ったことであります。このことも、ひとえに多くの市民の皆様方、議員の皆様方や多くの関係者の皆様方の温かい御協力と御支援があればこそ実現できたものであるとの感謝の思いでございます。 この2年間無事に女性議長として議長という重責を全うすることができましたことは、ある面では津山市議会としての大きな議会改革であったと思っております。改めまして、皆様方に感謝と心からの御礼を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。 もう少しあります。 住民が市長と議員を直接選挙で選ぶ二元代表制において、地方議員は首長と車の両輪で自治体を運営する存在と言われておりますが、私たち議員は平成23年4月の選挙において市民の信任を受けて以来、市政の発展と市民福祉の充実と幸せを目指し、宮地市政の中で多くの議案を審議してまいりました。中でも津山市が抱え、懸案事項となっていた土地開発公社の約150億円の負債の整理と公社の解散、津山圏域クリーンセンターの整備、小・中学校の耐震化と学校給食センター建設などの教育環境の整備、放課後児童クラブや子ども医療費の補助等の子育て支援の充実、ときわ園の新築移転やJR津山駅周辺北口広場の整備、城東地区の重伝建の国指定と東の町整備などの中心市街地活性化基本計画の取り組みなど、着実に市政の進展を図ることができました。 また、厳しい財政運営の調整機能を持つ財政調整基金についても、平成26年度までの最低限の目標としていた約50億円を積み立てることができる見込みとなりましたことは、議会と首長が車の両輪として機能することができたという成果であろうと思います。 我が国が避けて通れない課題として、地方創生と女性と若者の活躍の促進があります。人口減少が進展する中で地方創生をどう進めていくのか、一つの鍵が女性の力をいかに引き出すかにあると識者は言われております。津山市も今後の都市の力となる人口については、平成7年の11万3,617人をピークとして以来、減少に転じています。人口推計ではこれから驚くほどのスピードで減少し続けるとの将来推計も示されていますが、津山市政を展望するとき、多様な市民の英知を結集し、中でも女性の力を引き出すことが大きなポイントになると思います。少子・高齢社会で働き盛りの世代の増加が見込めなくても、働くことを望む女性に対する社会環境を整えればもっと元気な町、津山市になれるはずです。 現在の日本では、管理職につく女性の割合は11%程度と、先進諸国の中でも明らかに低い状況と仄聞しておりますが、女性の生活に根差した発想と能力をあらゆる分野で発揮できるようにするため、国は当面指導的立場になる女性を東京オリンピックの年となる2020年までに30%にする目標を掲げています。将来に夢と希望を見出せる活力みなぎる津山市を目指し、男女が互いにその人権を尊重しつつ、責任を分かち合い、性別にかかわりなく個性と能力を十分に発揮できる取り組みを推進していただいて、津山市の議場に女性議員と女性部長がふえて政策力、発信力、現場力、実現力、構想力など力量をアップした活発な議論がなされる日が来ることを望んでおります。 現在、宮地市長をトップにして津山市第5次総合計画の策定に取り組んでおり、人口減少の克服と地域活性化に向けた地方創生などの社会的変化の中、多方面にわたる多様な市民要望などをまとめる大変な作業を行っておられます。津山市議会としても将来ビジョン策定に積極的にかかわりを持つ中で、宮地市長が掲げておられます笑顔あふれるふるさと津山を描き、それを目指した計画を策定していただき、そして力強く実行していただきますことを念願いたしております。 人口減少を食いとめる地域創生のポイントは、人であると言われております。地域社会の担い手となる人材の確保と育成が最大の課題であり、それぞれの地域が必要とする人材育成につながる教育が求められております。一方的な受け身ではなく、みずから課題を発見し、解決する力、創造力などを身につけた人材の育成と、一人一人が持つ力を最大限に伸ばすことが必要です。地方創生は、自治の主役を担う地方議員の本領発揮のチャンスにほかならないと注目されております。 市民の皆様と行政が一丸となった機動力によって、これからの津山を支える全ての人々に喜んでいただける町となるように、また議会においてもたゆまぬ改革に取り組み、監視役にとどまることなく政策を積極的に立案提言し、行政機関をリードしてこの激動の時代を切り開いていただきますようにお願いを申し上げます。そして、津山市の発展を心から祈っております。 最後になりますが、議員の皆様方、執行部の皆様方、報道関係者並びに市民各位の御協力といただきました御指導に対し、心から感謝を申し上げます。皆様大変ありがとうございました。津山市の今後の一層の発展と皆様方の御健勝、御多幸を御祈念申し上げ、私の御挨拶といたします。長い間ありがとうございました。 これをもちまして平成27年3月
津山市議会定例会を閉会といたします。 まことに御苦労さまでございました。ありがとうございました。(拍手) 午後3時55分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、本会議の顛末を証するため、ここに署名する。 平成27年3月24日
津山市議会議長 川 端 恵美子
津山市議会議員 原 行 則
津山市議会議員 河 本 英 敏...